幸運にも、再び久米島へゆく機会が訪れた。
ドロップ・オフ!、しかも逆バンク!!、スケール感の大きなダイナミックな地形だ。酸素濃度22%のレギュラーのタンクは久しぶりだ。それもアルミ製初体験だからウェイトの調整が必要になる。あとでもう1kg増やしておくべくだった。慶良間では、ウェィイトを軽くする方向へ努力しているが、久米島は逆だなということを学んだ。
それにしてもエアの消費が早い!、早すぎるではないか。もともとエアは消費する方だからログブックで過去の記録を調べてみた。
慶良間諸島:エンリッチドエア10リットル、スチールタンク
2018.9.5/ ダイビングタイム37分、開始時残圧180-終了時残圧70(平均2.97BAR/分)
2018.9.6/ダイビングタイム40分、開始時残圧180-終了時残圧70(平均2.75BAR/分)
2018.9.6/ダイビングタイム43分、開始時残圧180-終了時残圧60(平均2.56BAR/分)
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久米島:レギュラー・エア14.5リットル、アルミタンク
2019.10.6/ダイビングタイム42分、開始時残圧180-終了時残圧20(平均3.72BAR/分)
2019.10.6/ダイビングタイム45分、開始時残圧180-終了時残圧20(平均3.56BAR/分)
2019.10.6/ダイビングタイム42分、開始時残圧180-終了時残圧20(平均3.80BAR/分)
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いつもより4.5リットルもエアが多いタンクを使用して1分あたりの残圧平均値が1.0BARの開きがあり、同じダイビング時間で久米島の方が残圧値が低いというのはおかしいではないか。
要因は、1)体調か?、2)習熟度か?、3)レギュレータか?。体調は悪くない、習熟度はあるかもしれないが1年前と比較してダイビングが下手になっていることがあるのかなあ?。すると1)は該当せず×、2)は△だ。可能性が高いのはレギュレータか!(この7月にメンテナンスしたばかりなのだが)。実際流入酸素量を調整するバルブが動かない。といって治具が手元にないから調整できない。
那覇に戻り、慶良間ゆきのアジュメール号のなかでインストラクターのYOUさんに調整を依頼したら、1分もしないうちに治してきた。原因はレギュレータの調整バルブが塩で堅くなっていた。
久米島に来るといつも、なにか起きる。
前回はマスクの石けんが眼に入り痛みが消えなかったので、2ダイブパスして、診療所、病院とたらいまわしをされ、結局那覇の眼科医院で、年齢相応に白内障の兆候があると指摘された。そのおかげでサングラスをかけるようになったが。そして今回のレギュレータの不具合だった。久米島は、私にとって鬼門のような場所だな(笑)。
まあそれだけ久米島は、水中の環境が厳しいのだろう。
沖縄県久米島ウーマガイ
GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD
1)ISO407,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240
2)ISO352,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/295
3)ISO878,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240