Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング772. 小説:小樽の翠684. La male

2023年08月07日 | field work

 翠「アチキに合わせて夏の休暇を取っちゃった。」
翠は、一足早く夏の休暇だ。というのも正規の休暇に実家に帰りたい看護師さん達もいるから、翠が一足早く休暇を取ることにした。
今日は、小樽といえども少し暑いのだ。
朝から晴天だ。
翠「アチキー、海岸に行こう。」
翠にせかされて午後から夏の銭函海岸へ出かけた。
夏休みには少し早いし、まして今日は平日だから海岸には誰もいない。
翠「よし!、水着も脱いで肌を焼こう。」
「おおっ、フルヌードで焼くですか・・・
翠「あら、船からは遠すぎて解らないわ。最近、黒い方が格好いいと思うんだ!、ほらこれ!!」
そういって翠はスマホの画像を見せてくれた。
なるほど若い黒人モデルさんだ・・・。
「可愛いじゃん!!」
翠「でしょう!!、水着の跡だけ白いと一寸格好悪いじゃん。だから全部焼くの」
そういって海に向かって素っ裸だ。
海から秘密の部分が丸見えですなぁー。海の男達が見ているよ。恥ずかしくないの?」
翠「あら船からは遠すぎて見えないわ。海はフランス語で、"La mer"、お母さんという意味なの。お母さんに見られるなら恥ずかしくないわ。アチキ!、タオルもって待機していてね。人が来たらサッと掛けるわけ」
「おおっ、海よりも陸の人間の方が要注意か。まっ人影が見えたらタオルをかけてあげるよ・・・・」
翠が黒人モデルの画像の続きを見せてくれた。
翠「ほらこれ!、キスして挿入しているところ・・・」
「おおっ、リアルじゃん。実際こんな感じだよね。翠だって挿入すると目をつぶって身体がそるもんね。その瞬間が男にはしびれるけどさ・・・、はいってくる実感という感じがいいさ・・・」
翠「でしょう。最近看護師達で話題の画像なの」
「それと肌を焼くのと関係あるの?」
翠「黒人モデルさんでしょう。だから肌もついでに・・・」
「えっ、そっくりまねるわけだ!。すると髪もカーリーヘアだよね!?」
翠「ハハハ!、だから髪もカーリーヘアにするのよ!・・・・」
「おおっ、すごいこだわりじゃん!!」
翠「うん、可愛くしなきゃね。アチキに愛され続けるために(*^▽^*)」
「うーーん、それって格好よいかも!?・・・」
翠「今の目標。このモデルさんを目指すの!!!。焼きが足りないときは日焼けサロンね。」
おおっ、真っ黒になるわけだ。
翠「黒ってやっぱ格好いいよねえー」
「黒人モデルを抱けるわけだ」
翠「ハハハハは・・・・・」
「裏も焼かなきゃダメだよ」
翠「魚みたいだな」
翠は、黒人風を目指そうとするわけだ。最近白い日本人が多すぎて食傷気味だからな。肌が白いのは、どこか老人趣味だよね。こんなに素晴らしい天気なのにフィールドにも出ないなんて馬鹿らしいし、それに不健康だと思う・・・。フィールドに出て健康なホディを目指そう。アチキはそう考えている。
・・・
小樽の海岸も、夏の紫外線たっぷりの陽が射している。
夏だ!!!
コメント
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