ブログのイラスト制作過程を映像紹介している。一応水彩画の基本技法は踏まえているつもりだが、絵具と水の流れ具合だから、ときに描き過ぎなどの失敗も多々もある。
映像を見れば解るが、光射す夏の森のランドスケープを描こうとした。光射すまでは表現したが、樹木の葉を無神経に数多く入れたので光芒が解らなくなってしまった。描き過ぎだし、光芒の後を残しながら葉を入れるべきだったと反省する頃には後の祭り。
そうなるとフォローする描き方になる。つまり光芒が消えちゃったなら樹木の立体感を表現して完成させよう。
透明水彩画は描きそびれると、新たに描き直した方がよいが、私はそのまま表現目的を変えて作り込んでしまう。この場合は光芒から木の量感でも表現した。そんなふうにリカバリーできるのもドローイングの面白いところだ。
最近は、映像撮影しながら描くので、三脚をたて、その足の間に潜り込んで描く。それは一寸面倒くさい。だから今月ぐらいで制作過程の映像化もやめよう。
Drawing771 夏の森を描く HD 1080p
映像:SONYα6000,E30mm/F3.5Macro.
ブログトップ画像:iPhon13pro