Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング870. 小説:小樽の翠779.成長途上 追記

2024年05月04日 | field work

 いつもの定点観測スポットで小樽港のスケッチをしている。
「そうかあ・・、小春はもう来ないんだ。というのもユウ君と一緒に高校へ進学したからだ。いつも声をかけてくれた人間がいなくなるというのは、少し寂しいな。」
スケッチを終えて坂道をおりて国道5号線の交差点まで来ると、肩を叩かれた。
誰と思って振り返ると、小春じゃないか!。
「あら!、もう高校生だよね!!。」
小春「だって潮陵高校だよん。住吉神社の先の。多分叔父さんが寂しく帰るだろうと思ったから寄り道した。それに帰り道だもん。」
「なんだぁー・・秀才のユウ君と一緒なんだね。ユウ君と旨くやっているかい?」
小春「もち。だって高校生になってから性欲がさらに盛んになったの。家に帰るともう待ちきれないっていって抱きすくめるられるよ。それが毎日なの。」
「体力がピークになったんだろ。なにしろ小学生の時に開眼させたからなぁー!!。」
小春「うん、それもあるけど・・・、一晩に3回も続けてゆく毎日よ。それで翌日は怠いぜ・・、といいながら学校に来るもんね。」
「成長のピークだもん。グングンと伸びるよ。」
小春「もう小春の身体が壊れそうだよーーん。」
「(*^▽^*)。成長しきると落ち着くんじゃないかなぁー。」
小春「性欲あるまま落ち着く・・・、うーーんわかんないなぁー。」
「多分今は成長途上にあって、これが安定すると、性欲も落ち着き処を見つけるってことかもね。二十歳をすぎると成長しきった状態で安定するというべきか・・・!?。」
小春「そうなるのかぁー・・・。」
「それが大人の身体ということでしょう。」
いつものように小春と歩きながら生協へむかった。
今日もユウ君家の夕飯をつくる役割は、変わらないらしい。
・・・
海からの風が少し心地よい小樽の春である。

追記:
 昨日は下鴨神社の流鏑馬があった。私も撮影したことがあった。かっては誰でも自由に馬場の側まではいれたから好きなポジションで撮影できた。今は有料観覧席が設けられて側までゆくことはできないようだ。何!、観覧席が3,000円!。アホらしくて足が向かない。だから過去画像でもアップさせておこう。当時は静止画機材で弓矢が手元を離れた瞬間を狙っていた。今は映像だから、そんな絵は簡単に撮れるけどね😀。
2010年5月5日、京都暮らし302.

2010年5月6日、京都暮らし303.
コメント
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