デジカメではなくカムコーダと言われている。カムコーダを調達して最初におこなったのはメニュー設定だ。SONYの機材は最初に、自分の使用方法に合わせてメニューを設定したほうが使いやすくなるのが特徴だ。これで使いやすくなると思ったら設定メニュー自体を忘れている。結局自分で設定したメニューに慣れるほかない。
私はAPSサイズに徹している。というのもフルサイズだとレンズが大きく重くなり、海外に出かける時は飛行機の重量制限にひっかかることが必須だからだ。APSサイズといっても抽出できる画像情報量はフルサイズと大きくは変わらない。
というのもFX30は裏面照射型イメージセンサーだから、同仕様の機材と比較して、1画素のサイズが少し大きく採取出来る画像情報量は比較的多い。従ってダイナミックレンジはフルサイズに近い。それに解像度をうるさくいわなければこのレンズで600mmまで撮影できる。実際使ってみると解像度は落ちるが、元々1カットあたりの総画素数が約2100万画素の映像から解像度がおちるわけだから使えないことはない。あまり使わない超焦点距離だが、まれにどうしても撮らざるを得ないときがあることを海外で経験している。
さらにファインダーとメカシャッターがないとする仕様も、私の気分をくすぐっている。いつまでもファインダーだのメカシャッターだのを引きずってないで、そろそろ静止画仕様から抜け出したい。ただしバッテリーの持ちはα6600と比較すると短い。だからフィールドでは1日4本ぐらいのバッテリーが必要だろう。しまい込んでいた急速充電器が必需品になる。予備機材はiPhon13pro。早速iPhonを4Kモードに設定した。
それにしても足下にある静止画機材はどうすんだ!?。たまにはEOS1Ds mark3に標準レンズをつけて街歩き!、などという殊勝な根性は、今の私には皆無である。というのも街歩きは体力がいるから静止画機材ごときで歩きたくない。体力は映像撮影に温存したいからね。
iPhon13pro