ベーヤンと榊原さんとの宴会は、まだ続いている。
何しろ話題が下ネタに落ちているから・・・。
ベーヤン「ほら!、ブラはサイズによってカテゴライズされてるじゃん。人間工学の知見なんかを大量に詰め込んでさぁ。さらに美学の感性も詰め込んで、どんな寸法にもあっていて形態も美しいじゃん。」
「今は、乳房よりブラの形の方が美しいよね。だから外観もすっこぐスタイリッシュになる。」
ベーヤン「そうなんだよ。それで男は騙されて美ボディたど思っちゃうわけさ。それで全部剥いでみたら、なんだー・・なのだよ。」
榊原「それに引き換え男のブリーフなんか、腰の大きさぐらいのカテゴライズしかないですね。まあ布の合間になんとなく納まればよいぐらいかなぁー。」
ベーヤン「そうだよ。美しくみせようという美学がない。」
「美しく!?。これも人間工学だな。一人一人のサイズを計測して・・・。」
ベーヤン「ボッキしたときはどうすんだ。一番美しくみせたいときだよなぁー。」
「そんなのデータがとれるんかなぁー。メーカーも付き合いきれないんでは?。」
榊原「トランクスに至っては、そんな話は聞いたことがない。」
ベーヤン「そうだよ。風に吹かれてぶーらぶら、だよ。」
「ファウルカップというのがある。スポーツ用の防護具だよ。空手とかのね。」
ベーヤン「考えているのはスポーツメーカーか。」
「でも美学はないよ。なんか形が不細工だし目的が防護だから・・・。」
榊原「美学をもちこんで女がみたら魅力的な形態にして騙そうとする発想がないですなぁー。」
ベーヤン「それってずるいよなぁー。男だけが騙されるというのは不平等だ!。」
「まあ乳房と比較してボリュームが小さいからでしょう。そんで布の縫合の隙間に納めておいて・・、みたいなところじゃないかなぁー。」
ベーヤン「まあ美学より一発やることに意味があるから、男のブリーフやトランクスに美学なんか持ち込まないのだろう。」
榊原「美学のない粗野な感じが男らしいというわけですね。」
・・・
平日だから客の来ないラウンジは貸し切り状態だ。