このブログを執筆しているのは6月の梅雨入りした頃だ。そろそろ夏だからダイビングを再開するかと考え、水に慣れておかなきゃと思いつつ、京都アクアリーナの水泳教室へ通う。案の定水にはすぐになれたが、旅にでる意欲が薄い。
というのもこれまでダイビングの後に県立図書館にでかけ沖縄県巨大グスクの文献あさりをして論文化していた。今はそうしたシリーズ論文5本は冊子に掲載済みなので沖縄には目的がなくなった。それにコロナ過を経過し馴染みの顔なりコミュニティがあるかも疑わしい。私的にいえば寂しくなった。それが旅の出不精の原因かもしれない。
なにか新しいミッションでもないと旅にでかける気分になれない。そんな風にこれまでにミッションが終了した都市がある。筑波、東京、名古屋である。名古屋などは退職後かれこれ一度も出かけた事がない。既に忘れようとしている。
考えれば私の場合、旅に論文執筆というミッションがついてないと退屈だ。何しろダイビングの後は時間がある。今は市場のビデオでもYouTubeでアップ済み。那覇の古い市街地も随分歩いた。もう新しい発見は少ないだろう。
そんなことが旅の出不精気分を加速させている。もちろん出かけてしまえば、出不精なんて事は忘れて新しい発見に心躍るのかもしれないが。まあ出かけてみなきゃわからないのが旅なのだろう。
筆者のいつものダイビングスタイル
画像:久米島、慶良間諸島
Gopro7.