冬の端境期の典型といったら翼君の定宿化している銭函海岸の海の家だろう。もうビジターも来ないから陽茉莉さんと一緒に冬支度をしている。といっても夏の残渣の後片付けといったらよいか。
中学生の頃からここで、海の家の管理をしていたから、まだ水産高校の高校生だけど骨骼がしっかりして随分と大人になった。
海の家の屋根裏部屋で仕事が終わった脱力した時間を二人で過ごしていた。
陽茉莉「翼君、随分とたくましくなったねぇ」。
夏は力仕事ばかりだったから、身体がしまっちゃったよ。
そういって陽茉莉さんが翼君の上に寄りかかってきた。
翼「陽茉莉も完全に主婦の顔だよね」。
陽茉莉「だって一緒に仕事をしている時間が長かったから、そりゃ主婦の顔になるよ。まだ高校生なんだけど、環境が人間をつくるみたいだよ」。
多分大人達の仕事をしていたから、彼らの成長はすこぶる早かった。
まだ二人は高校生だけど、すでに夫婦みたいなカップルである。
人間の成長は環境によって左右されるのだろう。
それに二人とも高校を卒業する歳になった。
二人で貯めたバイト代で4月からは、沖縄のスクールでダイビングの実習にゆくことになった。ここの入学試験には、400mの競泳と100mのウェイトを付けた種目があった。だけど二人ともなんなくパスしてしまった。そんな案配だから、身体はもう大人の体型だ。
翼くんが陽茉莉さんのうなじや耳や首筋を撫でている。
指が陽茉莉さんの乳首をゆすっている。
陽茉莉「次第にもえちゃうよ!」
陽茉莉さんが翼君のコックを握っている。
陽茉莉「入れようよう・・・」
そういって陽茉莉さんが腰をあげコックをみちびいてズンと腰をさげた。
翼「炬燵かがりだね。」
陽茉莉「300年以上も前の男女が編み出した体位ね。この体位はラクチンで好き」。
翼君が股をひらき陽茉莉さんが前屈みになると、ズンと奥まで入ってくる感じ。
陽茉莉「奥をついて・・・」
陽茉莉さんのお尻が前後に動き翼君のコックの先端が陽茉莉さんの子宮口を刺激してゆく。
やがて膣全体が収縮をする頃、甲高い嗚咽が荒波の音でかき消されてゆく。
・・・
冬の小樽の海だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます