絵画に対する勘違い日本人という話は既に書いた(2023年5月9日の小説:小樽の翠のなかで)。
インターネット創世記に天井裏に潜ってLAN配線を付設してきた人間にとっては、インターネットが有料というのは驚きだった。タダだからインターネットだとうのが私の理解だけど・・・。
そんなイータネット社会のブログを見ていてると、群衆の顔や車のナンバーをぼかしてアップさせている見苦しい画像をしばしば見かける。これも日本人の勘違いだろう。
群衆を撮影したならば、ぼかす必要は無いし肖像権の侵害にも該当しない。車のナンバーは車毎につけられているのだから個人情報ではない。まして売り飛ばせば貴方と車とは無関係になる。
そんな不勉強な輩が勘違いしたまま社会で人に規律を強要させることほどアホらしい事はない。そんな典型例が新型肺炎が拡大してきた頃の通称マスク警察だ。人に忠告するぐらいなら、もう少し勉強してからものを言え!、とこちらは憤慨する。日本は、ワクチン接種もマスクの装着も全て個人の判断であるとするのが規律であり、法律で定められているわけではない。
そんなに不勉強なら図書館に行って論文を読め!、と私は言いたい。すくなくとも論文は、専門家の査読を通過して発表されるから一応の客観性はある。私が言うのは書架にある単行本の類いではない。単行本は無査読で、著者が好き勝手な論拠を並べる事が出来る。だから論文執筆経験がある著者以外の単行本は原則として信用しない。
因みに図書館に行くと配架されている本の8割以上は雑誌と単行本だ。そして論文の所蔵は大変少ない。それは日本の図書館のレベルが低いのではなく、国民のニーズがその程度なのである。解らないと自覚したら図書館にでむき論文を調べる外国人から見たら、日本人の文化的姿は笑えるだろう。それに気づかない裸の王様としての日本人が存在している事は確かだ。
今の20代、30代の教育水準は、先ずデジタルに強く、外国語なら良い発音で会話出来るぐらいの能力がある。それを思うとアホな裸の王様としての日本人は、古い時代の教育を受けた年寄り達なのだろうか!?。
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