5月の連休は私にとって大変苦痛の毎日であった。
というのも何処も大変混んでいるからだ。もちろん混んでいる連休に、こちらは出かけようと思わない。だから家でじっと我慢の日々が続く。
こういうときは家の大掃除をするに限る。あら!、ハタキがない。屋外用のフックがない。ならば近所の金物屋は・・・、連休中休みだ。運動不足になるからジムへ・・・。エアロビクスの教室も連休中は休講だ。だから私にとっては日常生活のリズムが崩れてくる。
これじゃあかん。せめて毎日の散歩ぐらいせねば・・。でっ、清水寺から祗園にかけて映像撮影に出かけた。
遭遇するのは外国人ばかりだ。なぜこんなに多いのか。まあ円安だからだろうと思うが・・・。
最近京都市内も、町屋などを改装したゲストハウスが多数出現したから、泊まるところは確保できていそうだ。だが食事はどうするのだろうか。
というのもゆきつけの飲み屋に電話をしたら、今日はラストの時間まで満席なんですよ。京都人しか知らない店で満席!?。
普段でさえ京都は予約、予約とうるさいのだ。そもそも小さい店ばかりなのだ。そして観光地を外れた路地裏にまで外国人が徘徊している。つまりフラッとはいって飯を食べることでできないのだ。
マクドナルドで眼前の親子夫婦と3人の子供達を眺めていた。表情が暗い。つまり食べるところが取れないのでマクドナルドでディナーなのだろうか?。
・・・
ママ「本日のディナーはマクドナルドよ!」
子供「やだぁーっ、アメリカと一緒じゃん」
親「日本料理が食べたいよね、ポテトチップかぁー・・」
パパ「しょうがねぇーだろ、どこも満席で入れないんだから・・・」
・・・
そんな会話を想像するが、多分その通りなのだろう。そして日本の印象は毎日空腹だったという最悪のイメージをいだいて帰国するのかもしれない。もう二度と来ないぜ!、という思いを残して。
コンビニでも朝、外国人を数多く見かけた。私はリーズナブルに食事が出来ない京都の致命的な欠点があるとみている。だから東洞院通りにある、ハワイ料理の店は朝のモーニングから外国人の列ができる。
得てして京都の店は、先ず店が小さい。だから予約が必須になる。それに観光地近くは、概して日本人でも価格が高い店ばかりだ。それは京都なら高い値段で商えるとする、京都流商売があるのだろうか・・・。
外国人といってもマクドナルドにゆくぐらいだから私と同じ庶民だ。ならば庶民がゆけるレストランにゆきたい。そうなると、やよい軒や街角屋だが、名前を知らなければGoogle mapで検索できない。さらに京都の店は夜が早い。24時間空いているのは街角屋か。
つまり海外の庶民には、優しくない京都の街と理解して良いのだろうか!?。
(記:5月8日)
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