Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

番外編101. 耐久消費財

2014年12月24日 | Nagoya city
 この色がしっかりのっているところがリバーサルフィルムのブランド、べルビア調のデジタル版だ。
 やはりFuji FinePixS5の発色は今見てもとてもよい。これを使わない手はない。ただし4個あるバッテリーのうち一つは接点復活材を付けてもダウンしているのが難点だ。いずれ他のバッテリーもダウンするのではなかろうか。つまりデジタル一眼レフの急所といえるだろう。
 そうだ確かバッテリーグリップには、単3用電池のフォルダーがついていた。容量は小さいがエネループが使えるのかも知れない。このあたりの用心深さがいかにもニコン。早速さがしてみよう。
 長く使える機材というと、やはりフィルムなのかと思われるが、そのフィルムや現像所もいつまであるかは未知数。そんな風に技術が次第に更新して行くのですが、ただし進化はしていないのですな。だって昔のフィルムは、発色がデジタル以上に綺麗ですもの。発色に関する技術は20世紀に完成されていたわけね。
 もう一つ不変な物があった。ライツとニコンのレンズマウントである。1959年に発売されたニコンF時代のレンズがDfのボディではちゃんと使える。私のオールドニッコールは、当時ニコンで3000円でAiレンズに改良してくれた。そんなニッコールマウントは、今年で55年間不変である。それはライツにつぐ長さである。つまりレンズはまさに耐久消費財。おかげて、オリンパスにライツレンズ、デジタルニコンにオールドニッコールといったことができる。
 ならば、S5のシステムが稼働できるうちにツァイスのレンズと合わせてできるだけ使おうということになる。重たいから車で出かけたときにね。

名古屋市平和公園
FUJI FinePixS5pro, CarlZeiss,Distagon25mm/f2.8
ISO1000,露出補正-1/3,f8,1/640,F2モード,
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