Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1198. 神秘的

2015年08月11日 | diving
 インストラクターの先生の入れ知恵で魚眼レンズをつかってみた。ふぅーーん、こんなふうに神秘的に写ることもある。それは面白いじゃないか。でっ、かさばるけど次回も気を取り直して使ってみようと思う。このレンズは解像度が良さそうだな。
 デジタルの世界は、画像処理技術の進化が日進月歩なので、研究用のEOS1Ds mark3と目視で画像比較すると、オリンパスはそれ以上の解像感がありそうだ。ホントにデジタルの世界は、新しい機材の方が優れものということになり、フィルム時代の機材とは随分と違いを感じさせてくれる。
 次の農連市場の取材では、暗いしISOがオートでシフトしてくれるオリンパスにならざるを得ないか。小さいし、相手への威圧感もないからね。相手への威圧感がない、ここは結構重要なポイントだと思う。風のようにひらひらと撮って去ってゆくというのが一番いいですね。
 京都は相変わらず曇天であり、入道雲が出ていない。つまり太平洋高気圧の勢力が本土まで届いていないのだろう。そう考えて天気図をみたら台風14号が本州はるか沖合を通過中だ。当然太平洋高気気圧は、はるか東に後退している。そりゃかなわんですね。

沖縄県 宜野湾市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f/5.6.1/80
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番外編179. 錨

2015年08月10日 | diving
 ダイビングをしていたら、誰かが置き忘れたのか、あるいは戦争時の残骸かは不明だが、水中の小さなトンネルをくぐると2m以上ある船の錨が転がっている。こんなもんでも海賊船を探検しているようで面白い。錨というのは力強いフォルムだ。
 まあ月末はまた沖縄でダイビングなのだけど、それまでたどり着くかというぐらいに京都も名古屋も暑い。今年は身体が夏の暑さに全く順応していない。それでいて沖縄の気候は海からの風があるので木陰に入ると心地よく、ダイビングをしてさえいればすごせるのであるが、名古屋や京都はもうあきまへん。
 こういう糞暑い時に名古屋でレクチャーだぜ。それも院生の研究資金稼ぎの仕事だ。ほっといてもよいのだが、まあおつきあいという奴だ。さっさとレクチャーして夕飯食べて帰ろうという魂胆だ。
 昨日も休日出勤したので代休日を設定すると、13日から16日迄のお盆休み風がとれた。さてどこかへゆくか、京都に閉じこもるか、或いは大学で仕事をするか。お盆休みに大学でする仕事というのが静かで結構いいのですね。最近やみつきになっています。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8.1/100
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番外編178. またクマノミ

2015年08月09日 | diving
 特定の珊瑚の中を、「 まだダイバー達がいるのかなぁー!、やだカメラ構えてまだいるじゃん、恥ずかしいから隠れちゃお!」、そんな感じで珊瑚からすばしこく出たり入ったりがクマノミの特徴である。この珊瑚が彼らを外的から守っているのだろうか。
 クマノミはこのブログでもPEN LIFE1180.でアップさせたが、トホホ!、ニコンAW130はこんなに遅いシャッタースピードですか。ここが全自動の悲しいところ。ここはやはりライトを使うと大変綺麗な珊瑚に写るんですね。
 ダイビングのウェイトが1kg減り、BCDの中に入れる4kgだけですんだ。実はこれが楽なのである。それまではベルトでウェイトをつけていたが、それが結構心理的に難儀だったようだ。これで水中でも比較的動きやすくなったようだ。
 あとはシャッター半押しでピントを設定することですか。地上ではそうなんだけど、なかなか魚の動きが早くてピントを外してくれますね。こういうときはかさばるオリンパスの方がよくピントを合わせてくれる。
 まあダイビング初心者は、いろいろ覚えることが多くてね(笑)。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO180,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5.1/30
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番外編177. 忘暑の頃

2015年08月08日 | diving
 こういう小さな魚の群れは、ニコンAW130がピントを合わすとは思えない。だから珊瑚でピントを合わせ、あとは広角レンズのなすままさ。
 さて今週は、通勤の新幹線も軽装スタイルのビジター達が増えてきた。夏期休暇の始まりか。
 私は行きは各駅停車なので、お茶をしながら喫茶店がわりにしているのだが、帰りは混んでいるからのぞみ7号車の喫煙室のあたりで立って帰る。つまり街中にある喫煙コーナーがわりだ。時にはiPhoneの充電器代わりにもなる。~~がわりと代用できるところが数少ない新幹線の利点だろう。
 私の夏期休暇は8月末からなので、お盆休みの頃はしっかり通勤であるが、今年は土日があるので、すでにたまった代休日を加えるとまあお盆休み風になる。
 このところ昼は標高1000mの治部坂峠にいたから、京都の蒸し暑さに驚く。街中は体温を上回る気温だろう。つまり37~38°位。暑く感じる陽ざしが痛い。
 こういう時は涼しい信州の高原へと書きかけて、はて信州の高原は涼しいのだろうか。私の経験では、標高が高い分陽ざしが強く 高原はやはり暑い。風が通り抜ければ、一時涼しさを感じるぐらいだ。もし涼しさを体感したければ、アルプス直下の涸沢まで上がるほかない。夜は寒いぐらいである。涼しくすごしたければ夏の間は涸沢に閉じこもっているいるほかない。 
 最近私のテイストが山から海へ移動したので、当然沖縄の海も潜れば涼しいが、今は水温28°あるから、ぬるま湯に浸る感覚であるが暑いわけではない。だから水の中は、暑さを忘れることができる。それにボートの上で先生やファンダイビングの人達と騒いでいると暑さを忘れる。まさに盛夏の風景である。
 今日の予報では京都は午後雷雨なのだが、私の住む都心ではそんな兆候は全くない。残暑というよりは忘暑の頃というべきか。枕草子では夏は夜と言い切った。京都は夜活動するに限る。昼はエアコン効かせてねているほかないでしょうね。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8.1/400
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番外編176. 入道雲

2015年08月07日 | diving
 今日は、暑いので高原でランチをしようと思い立ち、車で治部坂峠まできた迄はよかったが、帰路にわかに黒い雲。やがてスコールのような雨、まるで地面から雨がわき上がって来るみたいで車の前がよく見えない。そのうち雷鳴がとどろき雷は山の峰に落ちていった。さすがに山の雷雨は本格的だ。強烈なインパクトがあり面白い光景だと思いつつ、標高1000mからの坂道を下ってきた。麓に来てようやくわきたっている積乱雲が見えた。とうとう夏が来たか。
 しかし日本の暦に従えば、8月8日は立秋なので秋の始まりというべきなのだろう。この頃甲子園で夏の高校野球が始まる。俳句では積乱雲は、夏の季語である。暦は秋だが、私達の意識は立派に夏なのである。
 青い空と積乱雲をみる、それまでのただただ湿っぽく蒸し暑い陰湿な気候から少し解放された気分になる。といいつつも、沖縄で青い空、入道雲は見たけどね。また沖縄で夏の続きをしようとあれこれ目論む。ダイビングにミッドナイトマーケット、それにプリウスを借りられれば走り回るか・・・。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4.1/60
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PEN LIFE1197.  オールドニッコール

2015年08月06日 | Photographic Equipment
 随分前からニコンDfが大変評判がよいという話は聞いていた。筑波大のランドスケープのS先生もゴールドバージョンをゲットしたと年賀状に書いてあった。それにシニアのオッサン達は、この画像のように半世紀程前のオールドニッコールレンズを、ニコンDfに付けて随喜の涙ものらしい。当時のオールドニッコールレンズは、パキッと大変シャープに写るんですね。レンズの完成度が昔から高かったから当然今でも十分使える。
 でっ、私もニコンDfオールドニッコールレンズを付けてみた。私のオールドニッコールレンズはニコンでAiレンズに改良してもらったので、今でも難なく使える。当時レンズ1本3000円でニコンが改良してくれた。
 でっ、ボディに付けてみると私は随喜の涙どころか逆に感激が全くない。さらにはこれで撮影しようという意欲になれない。それに今の大きなニッコールレンズを付けようという気分はさらさらない。 プロダクトデザインとしてみれば、確かにマニュアル風の趣は美しいのだが、結局私は小さなオリンパスをいつも使うことに変わりはない。あとは精々EOS1のシステムだろう。
 その理由は、ファィンダーがあまりよくない。フィルム時代のようにパキッと見えないと、マニュアルでピントが合わせられない。広角レンズならばパンフォーカスでゆけるが、それってオリンパスにライツレンズを付けているときの撮影方法だ。オールドニッコールとライツのレンズを並べると・・・やはり小さなライツだろう。でっ、オリンパスの使用頻度が高くなるわけである。
 ニコンDfは、私のスライドフィルムのデジタルデュープ作成のために調達した。というのも以前からデュープの機材とAFマイクロニッコールレンズをもっていたからにほかならない。結局一ヶ月近くかけて1万5千枚複写しデジタル化して、ロッカー1台分がほぼ空いた。それで研究室のはみ出し資料などをかたづけたら部屋が随分とスッキリした。デジタル化の効果絶大。だから目下邪魔なのは用事がすんだニコンDfだよ。これ研究室の機材だから勝手に売れないしなあー。
 多分ニコンは、今後こうしたマニュアル機材を出すことはもうないだろう。後にも先にもこれ1台なのであろう。 そんな予感を感じさせてくれる。このプロダクトが廃盤になる直前にオールドニッコール用に1台買っておいてもいいかなぁ・・・1?、と元ニコンユーザーは少し悩む。

研究室にて
OLYMPUS E-P5 LEICA MACRO-ELMARIT45mm/F2.8
ISO100,露出補正+0.7,f/2.8.1/20
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番外編175. ただただ暑いだけの1日

2015年08月05日 | diving
 魚屋さんの平べったい魚を見慣れていると、どうしても生きている魚の実態を忘れてしまう。実際の魚は、このように胴体が太い。つまりボリューム感がある。それにこのアングルから見ると水の抵抗を少なくするために胴体が大変格好よい。そんな魚を撮りたいと思いつつも、なかなか相手はすばしこくて撮らせてくれないのだが。
 さて今日の名古屋は曇天から青空がのぞき、僅かばかり入道雲が沸き立った。明日はカラッと夏空になるだろうか。だけど京都はあかんです。もう家の中の蒸し暑いこと。窓を開け放ちしばらく暑さを解放して、あとはエアコンだより。
 今日の大学は雑用で一日終わった。まったくもうという感じだ。これ以上雑用を付けないでおくれよなという気分。全く忙しいのに勘弁して欲しいな。
 だから、ただただ暑いだけの一日だった。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4.1/100
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PEN LIFE1196. 色の饗宴

2015年08月04日 | diving
 画像の魚は、ホントに色彩鮮やかなんだけど、とてもすばしこい神経質な動きをするので、なかなかファインダーには納まらない。それらしても何故こんな配色なんだろうかと、芸術系出身の人間を大いに喜ばせてくれる。WEB図鑑を用いて、ヤマブキベラのオスと私は判断したが・・・。
 こういう配色をファッションに使うと、着れないぐらいに派手かな。アロハシャツぐらいには使えるかもしれないなどと考えるが、我々の回りでは、あまり使い道のない配色。多分アートに使えば面白そうだから、そんなアーティストが沖縄には、多分いるんだろう。沖縄の水中の世界は、色の饗宴といってよい。
 梅雨も終わりしっかり夏なんだけど、今年の本土の空は8月に入っても、毎日曇天続きで青い空に舞い上がる積乱雲を見かけない。こういうときは蒸し暑いばかりでかなわんなぁーと思う。だから沖縄の積乱雲が懐かしい。よって月末に夏期休暇を設定し、たっぷり潜ろうと考えている。
 もう蒸し暑いので今日は朝一番に髪を切りに行こう。それから大学だ。今日はゼミの暑気払い。せめて頭だけ涼しくしたいというわけだ。

沖縄県 宜野湾市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f/5.6.1/80
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番外編174. ミッドナイトマーケット

2015年08月03日 | Okinawa
 ここ二日ほど接待続きで名古屋を走り回っていた。文字通り車で。だからブログを書く時間もない。そしたら魚の名前が違うというご指摘をいただいた。ならば覚えますか・・。生物の名前は苦手な上に、沖縄の魚は種類が多いぜよ。
 さて本来のフィールドワークを少しアップさせた。牧志の市場を南下してゆくと車通りにでる。眼前の小さな道が面白そうだ。当然いってみよう。
 そしたら、その先に農連市場という看板が見えた。ハッハーン、ここが那覇市の台所か。でっ、出かけて見ると、これが実に昔の那覇を彷彿とさせるかのようなたたずまいだ。しかも台風がくれば全部飛ばされそうなぐらいに見事にボロだ。
 さらには2015年再開発の看板があるではないか。なにっ!、なくなるのか。それでは早く記録しておかなければ。でっ調べてみたら、夜中の1時から朝方までが市場のようだ。つまりミッドナイトマーケットというわけだ。そんなマーケットは、国内では私の知る限り沖縄だけだろう。
 でっ、次回は、このミッドナイトマーケットを徘徊しよう。沖縄は暑いから、夜中に市場が開かれる。確かにそれは一理ある。さて次の沖縄行きで是非朝方にでも訪れよう。その頃まだ残っているだろうか。

沖縄市 農連市場
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/8.2.1/800
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PEN LIFE1195.  魚眼レンズ

2015年08月02日 | diving
 インストラクターの先生が魚眼レンズを使っていた。フゥーン魚眼レンズネェー、半信半疑で使用してみたら、あら!、なんとも原始的でアーティスティックな写り方をするレンズだこと。水中では結構このレンズの画角の面白さにはまる。レンズの画角が狭まるので、魚眼レンズは超広角レンズぐらいになるのだろうか。多分魚は、こんな風にものを見ているんだろう。その見ている風景ってなかなか素晴らしいではないですかと私は思う。
 こういう画像のときは、珊瑚にライトを当てると結構良い色が出ていたりして。まあ、それはやってみないとわからないのだが。
 ダイビングでは、1日3ダイビングのなかで1カット良いと思われる画像が撮れたら成功だと思っている。それ位の確率ではないかなと思われる。
 さてそのダイビングの後に京都に戻ると、いやはやなんとも蒸し暑くて閉口しそうだ。沖縄の気候になれると京都ってこんなに暑かったんだと再認識する。ならば冬のない沖縄に住みたい気分にさせられる。確かに身の回りでも、沖縄に住みついた人がままいるよね。

沖縄県 宜野湾市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f/5.6.1/125
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番外編173. 古い記憶

2015年08月01日 | diving
 これは沖縄の海でよく見かける多分ハゼの一種だろうか。図鑑をみるともうわからない位にハゼの種類が多く、名前をさがすのはあきらめた。
(インストラクターの先生からは、オグロトラギスというご指摘をいただいた。えっえーーですね。)
 ハゼには中学校の頃の古い記憶があり、市川市の同級生の家の近くの江戸川でハゼ釣りをした。素人でも面白いように釣れる。40匹ほど釣り上げ、家に持ち帰り天麩羅にしてもらった。それがとても美味しかったという記憶です。その後料理店でもハゼは食したが、やはり釣り上げたハゼが今でも一番美味しいと思っている。
 魚をこのアングルから見ると、やはり胴体は潜水艦や新幹線のように太い。通例私達は、魚屋の平べったい魚しか見ていないが、生きている魚は呼吸をしているので、これが生きている魚の体型なのだと実感する。
 もう少しこのアングルで撮影したいなと思いつつ、次の沖縄行きのスケジュールを作っていた。なんと土曜日は満室のホテルが多い。ちゅうことは、中国、台湾、韓国からの観光客だろうと推測する。先日沖縄から帰るときに、タクシーの運転手さんは、今日は船で6000人入ってくるといっていた。それにプラス飛行機だろう。港をみると大型客船が停泊していた。これで一気に来るのか・・・。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離13mm,露出補正0,f/4.5.1/500
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