Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

番外編183. キリコのシュールな絵画

2015年08月21日 | Okinawa
 永遠に動かなそうな建築の間を怪しそうな人物だけが歩いている。それはジョルジュ・デ・キリコのシュールな絵画を思い出すと書いたら少し大げさだろうか。
 画像は、少し露出オーバー気味だと私は感じるのだが、コンパクトデジタル機材も結構活躍する。これでよいかと思わせてくれる写り方のようでもある。どうも画像処理プログラムが随分進化したのではと推測するが、少なくとも前世代とは大いに違う写り方だ。たかがこの小さなボディでとため息をつく。
 他方でEOS5Dmark3の5000万画素画像なんか魅力的だと思ったりする。私の手元にレンズシステムが揃っているので、危うく手が出そうになる。インドネシアのフィールド調査に研究費がついたらこれ持参かなと思ったりする悪い癖があるようだ。いやいやオリンパスの標準ズームで十分ではないかと思ったり。最近ダイビング以外に撮影意欲がないので、そういうとき通例私は機材に走りがちだ。
 そこで気分を変えて那覇市内の賃貸情報を眺めたりしている。あら、もう移り住む気分でいるのだろうか。こうした情報に未来を感じたりする不思議さ。即物的な賃貸情報って結構夢をくれますね。この画像にある市場の近くにワンルームマンション、道具はダイビング機材とMacとニコンAW130だけ。それは随分シュールなライフスタイルでもあるか。

那覇市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4mm,露出補正0,f/2.8.1/800
コメント
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