Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Fieldwork823. 青時雨前日の京都 4K

2023年08月16日 | field work


 明日は夕方から雨予報だ。この季節ならば青時雨というのだろうか。ならば曇り空だけど雨が降る前に何時ものコースで散歩に出かけた。機材のマイクはノイズ防止用のモフモフがついているので雨は苦手だ。毎日同じ道を歩いていると、さすがに今日は新しいモチーフが見当たらない。
 清水さんから降りてくると、突然空腹感と体全体の脱力感が襲う。まずい!、血糖値が下がっている。だからといって病気ではない。つまり甘い物が不足している危険信号だ。幸い参道には、甘い物のお店は豊富にある。抹茶のアイスクリームは外国人がよく食べていた。私は定番の八つ橋だ。今日はラムネの八つ橋だ。先日食べたマンゴーの八つ橋も旨かった。西尾八つ橋は、柔らかい皮と餡のミックスが美味であり、先ず外れがない。
 今日は被写体が見当たらないのでジンバルの練習に専念していた。高台寺の喫煙コーナーから見た八坂の塔の撮影がそれである。
 通例ならば機材を横に動かして撮影してゆくわけだが、ここでは大きな樹木にピントをあわせ、樹木をファインダーの中心から動かさないようにして機材を横に動かしてゆくのである。
 そうすると手前の柵は左に流れ、樹木の後ろから姿を現す八坂の塔は右に流れる。こうすることで、近景、中景、遠景と景観の3要素を用いた撮影は、上達すれば奥行き感のある撮影方法だ。結果は、もう少し練習しないとあきまへんな。是非とも習得したい技法である。
 もう一つ試みている技法があり、角の曲がり方である。90度で曲がると、ロボットが曲がっているようでぎこちない視界になる。そこで少し手前からジンバルを回しつつ、角の入り隅の部分を画面に捉えつつ曲がる手法である。こうすると人間の目線に近づいてゆく。
 ジンバルも使いこなすと映像の大変強い味方である。

Fieldwork823. 青時雨前日の京都 4K
SONYα600,E18-135mm/F3.5-5.6
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Fieldwork822.風薫る京都 4K

2023年08月15日 | field work

 この映像を制作したのが5月10日。その日のうちに編集してYouTubeにアップした。他方でブログは110日分のストックの後ろにアップさせると8月15日分が空いていた。従って三ヶ月以上遅いアップになると、京都では、葵祭が終わり、祇園祭も終わり、もうじき五山の送り火だという季節。ブログのフィールドワークは、全然季節とリンクしていないどころか人間の季節感覚からもはみ出している。だからフィールドへでたずーっと後の記録としてのワークだけど・・・。
 毎日同じ散歩コースを歩くと、もう被写体はないだろうと思っていると、いつも何かしらの映像素材が飛び込んでくる。それに見えているランドスケープも、気候や天気によって随分と変わって見えるというのも面白い。コースは同じでも、見えてくる世界は毎日違う。それが人間の生活世界だろう。
 そしていつも同じ機材とレンズなのである。散歩しながら明日は広角ズームにしようと考えていても、やはりフルサイズ換算28-300mm相当(映像デジタルズームでは250mm相当)のAPSレンズが、広角、標準、望遠、超望遠の入り口までカバーできて便利している。毎日同じ機材にしていると次第に使い慣れてくるのが心地よい。

Fieldwork822.風薫る京都 4K
SONYα6600、F18-135mm/F3.5-5.6 OSS
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ドローイング779 透明水彩絵具の技法 リカバリーの方法

2023年08月14日 | field work

 透明水彩絵具は、後から修正することが不可能に近い。だから色を置くときはよく考えておくしかないだろう。それでもしまったということはよくある。そこで少しリカバリーの方法を映像化した。ドローイング774.小説:小樽の翠685.のイラストの制作過程を映像化した。
 当初青い空に夏の海を描こうとした。だから下塗りは青い空で進むはずだった。しかし絵具が濁っており、おもわず予期せぬ色になってしまった。そんなときは色の乾くのをまって、考えよう。絵具の濃淡からすれば雲に見立てられそうだ。そこで夏の雲に変更した。
 次に絵の具の乾きが遅かったので水平線がにじんでしまった。修正していたら水平線がガタガタになってしまった。そこでドラフティングテープを水平線に貼り付け海の色を置いた。絵具の乾きをまってテープを剥がして、なんとか水平線になった。
 こんなふうにリカバリーの方法がある。もちろん描こうとした当初の意図とは違ってくるが、それにこだわらないというのが透明水彩絵具の使い方のように思われる。しまったと思ったら絵具のトーンを睨みながら、何に見立てようかと考えるのもリカバリーの方法だと私は考えている。
 そうした透明水彩絵具と水とのせめぎ合いのなかで自然な描写に近づいて行くのだろうと私は考えている。

ドローイング779 透明水彩絵具の技法 リカバリーの方法 HD 1080p
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ドローイング778 小説:小樽の翠690.幕間 ラフに描く

2023年08月13日 | field work

 2023年8月8日のブログ(ドローイング773.小説:小樽の翠685.)のイラストの制作過程を映像で紹介した。いつも思うことだが絵画が上達したければ、美術研究所に1年ぐらい通ってデッサンを勉強するほかない。
 日本の風土的特質が影響していると思われるが、大方の日本の風景は立体的に見えない。さらに霧が霞んでおぼろげで平坦な風景が多い。だから意識的に立体的に物事を捉えるデッサンの訓練が必要になる。上達の道はそれしかない。
 ところで日本の中でも、風景が立体的に見えると土地がある。鹿児島県である。だから鹿児島県人は、デッサンなど勉強しなくても立体的な表現ができてしまう。実際東郷青児をはじめ西洋絵画の大御所は鹿児島県出身者が多い。
 もちろんヨーロッパの乾燥した土地なら、いやでも物事が立体的に見える。私から見れば羨ましい限りだ。

ドローイング778 小説:小樽の翠690.幕間 HD 1080p
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ドローイング777. 小説:小樽の翠689.幕間 海の風景を描く HD 1080p

2023年08月12日 | field work

 小樽には銭函海岸があり、数少ないビーチレジャーができる。この小説でもしばしば登場する。
 当初私は銭函海岸が函館本線の線路際にあると考えていた。こんな狭くてショボいところだから車窓の景色で十分だ。イラストだから大いにイメージを増幅させちゃえというつもりでいた。
 改めて地図をみると銭函海岸は、銭函駅から函館本線とは反対方向に海にむかって続く広い陸地にあり、この地域でも有数の海水浴場だということもわかった。おおっ!、小説で膨らませたイメージが現実に存在しているではないか。
 多くの街がイメージをつくってから現実の風景をみると萎んでくる。しかしイメージ通りに現実の舞台が存在するのが小樽の街である。だから小樽は好きですね。
 北海道を撮影する写真家は多い。その多くが自然の風景ばかりだ。私は自然ならダイビングで水中の世界を撮影しているので、それに興味はない。むしろ雪の古い集落の撮影ができれば出歩きたい気分になるが、今は集落そのものが存在しない。
 石川啄木は随筆「雪中行 小樽より釧路まで」の中で小樽を通過している。

「中央小樽駅に着きは着いたが、少しの加減で午前九時の下り列車に乗後れて了つた。仕方なさに東泉先生のお宅へ行つて、次の汽車を待つことにする。馳せ参ずる人二人三人。暖炉ストーブに火を入れてイザ取敢へずと盃が廻りはじめる。不調法の自分は頻りに煙草を吹かす。話はそれからこれへと続いたが就中の大問題は僕の頭であつた。知らぬ人は知るまいが、自分の頭は、昨年十一月の初め鬼舐頭病とくとうびやうといふのに取付かれたので、今猶直径一寸余の禿が、無慮三つ四つ、大きくもない頭に散在して居る。東泉先生曰く、君の頭は植林地か、それとも開墾地か、後者だとすれば着々成功して居るが、植林の方だと甚だ以て不成績ぢやないか!
 火を入れた暖炉の真赤になる迄火勢のよくなつた時は、人々の顔もどうやらほんのりと色づいて居た。今度こそは乗遅れぬやうにと再び停車場に駆け付ける。手にした切符は、
「ちうおうおたるよりくしろまで」

 現代では瀬尾明男さんの写真集「遠い海」が北海道最後の集落を昭和の最後の頃に取材している。彼の写真集とともに雪の北海道を旅している感覚になるところが素晴らしい。私も、こんなところで映像化したいと思うが、すでに古い集落やそこでの暮らしは存在しないだろう。

ドローイング777 海の風景を描く HD 1080p
映像:SONYα6000,E30mm/F3.5Macro.
ブログトップ画像:iPhon13pro
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ドローイング776. 小説:小樽の翠688.幕間 夏の森を描く HD 1080p

2023年08月11日 | field work

 ブログのイラスト制作過程を映像紹介している。一応水彩画の基本技法は踏まえているつもりだが、絵具と水の流れ具合だから、ときに描き過ぎなどの失敗も多々もある。
 映像を見れば解るが、光射す夏の森のランドスケープを描こうとした。光射すまでは表現したが、樹木の葉を無神経に数多く入れたので光芒が解らなくなってしまった。描き過ぎだし、光芒の後を残しながら葉を入れるべきだったと反省する頃には後の祭り。
 そうなるとフォローする描き方になる。つまり光芒が消えちゃったなら樹木の立体感を表現して完成させよう。
 透明水彩画は描きそびれると、新たに描き直した方がよいが、私はそのまま表現目的を変えて作り込んでしまう。この場合は光芒から木の量感でも表現した。そんなふうにリカバリーできるのもドローイングの面白いところだ。
 最近は、映像撮影しながら描くので、三脚をたて、その足の間に潜り込んで描く。それは一寸面倒くさい。だから今月ぐらいで制作過程の映像化もやめよう。

Drawing771 夏の森を描く HD 1080p
映像:SONYα6000,E30mm/F3.5Macro.
ブログトップ画像:iPhon13pro
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ドローイング775. 小説:小樽の翠687. コウさんの絶倫話

2023年08月10日 | field work

 翠は夜勤だ。夜勤同士のコウさんと晃子さんで夜中のお茶タイムに集まってくる習慣が続いている。
晃子「どうよ、服部君との新居の世界は?」
コウ「あっ、彼!(*^▽^*)、すっごい絶倫系なの!!」
翠「服部君って田舎育ちで精力溢れているタイプじゃん」
コウ「そうなのよ。なんかね、田舎の人ってみんな精力はすごいらしいの・・・」
晃子「都会人とは鍛え方が違うよなぁー」
コウ「だって肉体労働ばかりだもん。精力がなければお米はできないよ・・・」
翠「じゃ服部君は遺伝子を引きついでいるわけだ」
コウ「もう家に帰ると大変なのよ。だってねえ・・・『コウ!!、貯まっている、早く早く!!』 っていって夕飯の支度をしていると、後ろから脱がされて、抱きかかえられてベッドへつれてゆかれて、後ろからグイグイって押し込んでくるのよ・・・」
翠「服部君の子供ができてるんじゃないの・・・!?」
コウ「もう三ヶ月よ・・、あと二ヶ月もたてばお腹も目立つ頃じゃない。上からだとお腹に負荷がかかるから、毎晩後ろからグイグイなのよ。好き放題に突いて出してゆくわけ・・・」
晃子「服部君って何処の出身なの?」
コウ「もち、新潟よ。だから新居に引っ越すときに彼のボロアパートに、大きな米びつがあって、そこにコシヒカリが沢山合あったの。それだけは大事に新居に持ち帰ったわ。彼の荷物はコシヒカリだけだったもん」
翠「コシヒカリって精力絶倫なの?」
コウ「多分、あそこは多産系だから、からだにはよいはずよ。それにねぇー、彼に毎朝、田舎の青汁ジュースを飲ませているの。そこに甲賀の里の精力剤を少し入れて・・・(*^▽^*)」
晃子「それで服部君は、精力絶倫系なんだ。くれ、俺にも!!!」
コウ「あら、こんど田舎から送ってもらうわ(*^▽^*)」
翠「あたし、コシヒカリがいい」
コウ「彼んち農家だから、こんどあげるね(*^▽^*)」
晃子「コシヒカリと忍者の精力剤かぁー・・・・」
コウ「その2つがあると、子供沢山出来るみたいよ。だって田舎って子供は労働力だもん。沢山産んで、お米つくるわけじゃん。」
晃子「服部君って何人兄弟なの?」
コウ「9人兄弟よ・・・」
翠「ええっ!、すっごーーい・・・・」
コウ「田舎じゃそれが普通なんだって。でね男の子は絶倫系が多いみたいよ。だってねえ服部君の実家は9人子供を産んだら、奥さん疲れはてて亡くなっちゃんだって。それでお父さんの性欲処理係で後妻をもらったっていってたもん。絶倫系の家系なのよ。多産系だからどこでも女の人は余るのね(*^▽^*)」
晃子「しらねぇーぞー、コウさんも9人産まされておだぶつだーーー」
コウ「そんだけ産んだら、女として本望じゃん(*^▽^*)」
・・・
そんな話が続いていた深夜のナースステーションだ。
そろそろ水平線が明るくなる小樽の街だ。
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ドローイング774. 小説:小樽の翠685. フツーの生活を目指す

2023年08月09日 | field work

 翠も夏期休暇を終えて今朝から出勤していった。さて時間が余った。銭函の翼君がアルバイトをしているコテージへ遊びにゆこう。
・・・
翼「この間、陽茉莉と沖縄へいってきた!」
「LCCで・・」
翼「うん、高校を卒業したら沖縄のダイビングスクールでプロのライセンスを取ろうと思ってさ。」
「下見ですか・・・」
翼「はい、沖縄の海、色が違う、めっちゃ綺麗。暑かったよーー」
「そりゃ気候区分が違うから暑いよ。亜熱帯だもん。陽茉莉さんは水泳の道に進まないの?」
翼「沖縄の海を見た途端に方針変更よ・・・、こっちがいいってさ・・」
「高校の部活も先生の言われるままに練習厳しく大会目指せばかりだからなー・・・。あれって愉しい要素がないもんなあ。」
翼「だって水泳部の部活って全国大会があるじゃん。だからそのトップになるには勝ち抜きゲーム。そんな一握りの頂点が全国から集まって社会人の集団が出来るじゃん。その中からオリンピックの候補がでるよね。そう考えると頂点に上がれない沢山の高校生達はみんな底辺ばかりじゃん。それって変な世界だよね。陽茉莉もピラミッドの頂点に近づくまで、奇跡的なラップスコアをださないといけないんだって。そんな人生ってあるのかなぁー、だ・よ・ね。そうすると大多数の高校生はフツーの世界に戻るんだよ。ナンだろうね・・フツーの生活って!?。」
「これからはダイビングがフツーの生活なんだ。いいじゃん。水と関わり続けられて・・。水じゃないか、水中だったな・・・」
翼「だから陽茉莉も水泳部の部活をやめちゃったもん。ダイビングだったら既に十分な競泳能力だよ」
「既にある能力を活かしながら横に少しずつ、人生をシフトしてゆくって面白いね」
翼「それが、うちらのフツーの生活かなぁー。あのねえ陽茉莉が部活をダンス部に変えてダイエットに励んでいるんだ」
「方針変更ね(*^▽^*)」
翼「水泳って絶対に痩せないのよ。太ったままならその状態で筋肉になるんだけど・・。だから陽茉莉も、今はモロぽっちゃり系ボディなの。それでダンス部にはいってスレンダーなボディを目指すんだって」
「沖縄のインストラクターが格好良かった?」
翼「はい!、あたり!!。だってぽっちゃり系水泳選手よりは、スレンダーなダイバーの方が格好いいもん・・・」
「ハハハ・・それでか・・・。」
・・・
海岸の夕陽が傾きだしていた。
小樽の海が沖縄の海のように見えてくる。
・・・
湿度が低い夏の小樽である。
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ドローイング773. 小説:小樽の翠685. 満たされた休日

2023年08月08日 | field work

 海岸で日光浴をしていた。もう夕方に近い。
翠「アチキー、お腹空いた。ふ頭へゆこうよ・・・」
女は、2つの事しか言わない動物だと一般的な男は考えている。
つまり「お腹が空いた!」と「したい!」の2つだ。
たっぷりやった。そしてお腹がすいた、というのはつながっている気もする。出産動物の宿命なのか、ピュアに生きているだけなのか・・・。
それを言ったら男だってたいしたことはしていないから、お互い様なのだけど・・・。
ならば築港へこう。
・・・
築港からふ頭の先端へ延々と歩いてゆく。
ハーバーをみれば、小さなヨットが緩い波に揺らされて遊び疲れたようにだるそうに停泊している。
・・・
ふ頭の先端にファミリーレストランがある。
なんだ関西からの船のターミナルだったか。
関西からの船が到着するのは、夜だ。
だから夕方は閑散とした空気が漂っているところが心地よい。
・・・
小樽に最初に来たのも、このターミナルだった。
冬の時化の日本海を船で旅したいと思ったのだった。
そのときは小樽も遠い街だったが、今じゃ飛行機で往復出来るから全然遠い街ではない。
移動感覚が、人間の環境に対する印象を決めているようだ。
・・・
それでもここは小樽の海が一望できて眺めがよい。
翠「大エビフライセットかな・・・、それにアイスクリームと珈琲も。」
日光浴もお腹がすくほど疲れるみたいだ。
そんなときはご飯が旨い。
少しずつ空が赤くなってくる。
翠「今日は平日だから房ちゃんの店がやってるよ・・・」
・・・
時間がタップリあるから食後の腹ごなしに小樽の繁華街まで歩いてゆく。
そんなわけでお店をあけたばかりの房ちゃんの店へ・・・。
サッパリ味のジントニックが次第に体に回ってくる。
・・・
店をでると路地で翠が体をすり寄せてくる。
翠「アチキー・・・したいよ・・・」
翠のケツを撫でると筋肉が固くなって潤っている感じもする。
「濡れてる?」
そういって翠のパンツに手を滑らせてみる。
こりゃ、できあがっているわ・・・、急いで帰らなきゃ・・・。
・・・
家の玄関にたどり着くと翠が抱きついてきてアチキの唇を吸う。
翠「アチキー・・はやくぅーー」
女が燃え上がる様もみていて愉しい。
翠を抱えて家に上がると・・・
翠「はやくぅー・・、」
そういってキッチンの床に押し倒して、上着を剥いでいった。
日焼けとお酒で体が火照っている。
翠の胯間が崩れている。
ハイハイ、今いれますよ・・・。
そういって翠の中に入れると、ウグッと体を反らし眼をみひらいてアチキに抱きついている。
小ぶりな乳首が硬くなってくる。
翠の小さな嗚咽が聞こえてくる瞬間は、男が女を可愛いと思うときだ・・・。
次第に翠の甲高い嗚咽がしたあと、静寂が訪れる。
翠を抱えてベッドにつれてゆく。
・・・
夏の普通の一日だったけど満たされた休日だった。
・・・
小樽も多くの星が出ている。
夏だ!。
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ドローイング772. 小説:小樽の翠684. La male

2023年08月07日 | field work

 翠「アチキに合わせて夏の休暇を取っちゃった。」
翠は、一足早く夏の休暇だ。というのも正規の休暇に実家に帰りたい看護師さん達もいるから、翠が一足早く休暇を取ることにした。
今日は、小樽といえども少し暑いのだ。
朝から晴天だ。
翠「アチキー、海岸に行こう。」
翠にせかされて午後から夏の銭函海岸へ出かけた。
夏休みには少し早いし、まして今日は平日だから海岸には誰もいない。
翠「よし!、水着も脱いで肌を焼こう。」
「おおっ、フルヌードで焼くですか・・・
翠「あら、船からは遠すぎて解らないわ。最近、黒い方が格好いいと思うんだ!、ほらこれ!!」
そういって翠はスマホの画像を見せてくれた。
なるほど若い黒人モデルさんだ・・・。
「可愛いじゃん!!」
翠「でしょう!!、水着の跡だけ白いと一寸格好悪いじゃん。だから全部焼くの」
そういって海に向かって素っ裸だ。
海から秘密の部分が丸見えですなぁー。海の男達が見ているよ。恥ずかしくないの?」
翠「あら船からは遠すぎて見えないわ。海はフランス語で、"La mer"、お母さんという意味なの。お母さんに見られるなら恥ずかしくないわ。アチキ!、タオルもって待機していてね。人が来たらサッと掛けるわけ」
「おおっ、海よりも陸の人間の方が要注意か。まっ人影が見えたらタオルをかけてあげるよ・・・・」
翠が黒人モデルの画像の続きを見せてくれた。
翠「ほらこれ!、キスして挿入しているところ・・・」
「おおっ、リアルじゃん。実際こんな感じだよね。翠だって挿入すると目をつぶって身体がそるもんね。その瞬間が男にはしびれるけどさ・・・、はいってくる実感という感じがいいさ・・・」
翠「でしょう。最近看護師達で話題の画像なの」
「それと肌を焼くのと関係あるの?」
翠「黒人モデルさんでしょう。だから肌もついでに・・・」
「えっ、そっくりまねるわけだ!。すると髪もカーリーヘアだよね!?」
翠「ハハハ!、だから髪もカーリーヘアにするのよ!・・・・」
「おおっ、すごいこだわりじゃん!!」
翠「うん、可愛くしなきゃね。アチキに愛され続けるために(*^▽^*)」
「うーーん、それって格好よいかも!?・・・」
翠「今の目標。このモデルさんを目指すの!!!。焼きが足りないときは日焼けサロンね。」
おおっ、真っ黒になるわけだ。
翠「黒ってやっぱ格好いいよねえー」
「黒人モデルを抱けるわけだ」
翠「ハハハハは・・・・・」
「裏も焼かなきゃダメだよ」
翠「魚みたいだな」
翠は、黒人風を目指そうとするわけだ。最近白い日本人が多すぎて食傷気味だからな。肌が白いのは、どこか老人趣味だよね。こんなに素晴らしい天気なのにフィールドにも出ないなんて馬鹿らしいし、それに不健康だと思う・・・。フィールドに出て健康なホディを目指そう。アチキはそう考えている。
・・・
小樽の海岸も、夏の紫外線たっぷりの陽が射している。
夏だ!!!
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ドローイング771. 小説:小樽の翠683.森林浴

2023年08月06日 | field work

 今日は、翠も休日。だから一緒に森へ散策に出かけた。
翠「夕べはどうだった?」
アチキ「夕べは翠と萌えたから、ちょっと疲れたかな。でも、今、森林浴していると回復するから、幸せな気分だよ。」
翠「だって、アチキは3回もおねだりするんだもん。アチキぃー!、なんか足がよろよろしてない?」
アチキ「うん、翠の中に入れていると全部出したくてうずうずしていたんだ。でっ、だすとすぐにチャージしてきたんだよ。」
翠「貯まっていたんだねぇー」
アチキ「いまでもペニスが翠の膣に挟まっている感じをおもいだすと、たちそうになる。男の体内願望かなぁー」
翠「そう言ってくれると嬉しいな。今夜のディナーはどこに行く?」
アチキ「どこでもいいよ。翠が選ぶなら・・・、何がいい?。」
翠「それなら、商店街に、新しくできた小さなイタリアンレストランに行ってみたいな!。

アチキ「ああっ、あれ!。いいね、あのレストランは評判が良いらしいし、料理も美味しいと聞いたよ。」

翠「本当に?、それなら行ってみようか。」
アチキ「そうしようよ。」
森からの帰りに小さなレストランでイタリアン・ディナーをしていた。
夕陽が落ちて海が赤く染まる風景を見ていると、少し地中海の街にいるみたいだ。
小樽の地中海か・・・
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ドローイング770. 小説:小樽の翠682. 脱がせて・・・

2023年08月05日 | field work

 文さんのお店が終わり明日日曜日は休みだ。
文さんが湯上がりにくつろいでいると軽トラの音がする。
健さんが原野から戻ってきたんだ。
店の鍵を開けに階下に降りると、おおっ、文!、起きてるか!?
文「はいはい、」
そういって健さんを家に入れると・・・
文「もう、熊の臭いだよ・・・、風呂風呂!!!」
健さんが風呂に入っている間に文さんは、ダークブルーのインナーを着けていた。姿見を見ながら、よし!健さんを迎え撃つ準備はOKだな。
健さんが風呂から上がってきた。
文「ご飯食べる?・・・酒だよな!!」
健さん「うーーん、文を食べたい」
文「じゃあ・・脱がせて・・・・」
そういって健さんが、さっきつけたばかりの文さんのダークブルーのインナーを剥いでゆく。そんなことは健さんはしるよしもない。
健さん「今日は色っぽく見えるな・・・・」
文さん「フフフ・・・」
そういって健さんは、文さんを倒して上に乗ってきた。
文「熊の襲来だぁーー・・(*^▽^*)、うわっ!、もう固くなっている・・・。まだ濡れてないよ・・・、アウッ!、痛っ!!、乱暴!!!、もう入れちゃうんだから・・・」
健さん「入れてるうちに濡れてくるさ・・・。その硬い膣を押しあける感覚が良いのさ」
文「痛い趣味ねぇー・・」
そういって文さんが次第にあえぎだした。
文「アウッ、アウッ、アウッ・・・・・、気持ちいいよーー・・」
健さん「もう我慢出来ない・・・」
文「あら!、もういっちゃうの・・・・」
健さん「帰りの軽トラで文を抱く夢を見ていた・・・」
文「ハア、ハア、ハア・・・準備が良いのね・・アウッ、アウッ、締めちゃおう・・・」
文さんの両足が健さんの体を挟み込む。二つの骨盤が一緒になって上下し、文さんの尻が宙に舞い、健さんが押し込むように腰を刺して・・・・
健さん「オオッ、文、フ、フミ・・・撃つぞ・・・・」
そういって二つの骨盤が激しく痙攣し、健さんの精子が文さんの体に吸い込まれていった。
文「私がゆく前に言っちゃうんだから・・・・」
健さん「じゃ、次ゆこう」
文「抜かずの連打!?・・・・」
やがて文さんの嗚咽が寝室に響く。
朝まで健さんと文さんは重なり合いながら、何回も頂点を感じ、しばしの逢瀬を堪能していた。
・・・
夏の朝は、涼しくて心地よい時間だ。文さんは健さんに抱かれたまま寝入っている。
眼が覚めるとまたするんだろうな・・・。
・・・
小樽の日曜日の朝がやってくる。
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ドローイング769. 小説:小樽の翠681. 我慢出来ない!

2023年08月04日 | field work

 夏の朝の散歩だ。
翠は夜勤から帰ってきたのでまだ寝ている頃だ。
入船通りを歩いていたら「オジさんーーん」と聞き慣れた声がする。
「小春かぁー。もう夏休みだろ?」
小春「だってねぇー、ユウ君は毎日エッチしないと勉強に集中出来ないんだってさ。だから朝は一緒にお勉強しているじゃん。それでお腹がすいたらお昼でしょ。だからつくって食べるじゃん。お腹がいっぱいになると小春のお尻をつかんで我慢出来ない!、だもん。それでセックスしたらお昼寝。それから夜はママが仕事から帰ってくるから夕飯の支度ね。小学校の先生お勧めのとっても健康的な生活だけど、なんか男の人って不便なのね・・・」
「ラブラブでいいじゃないですか・・・」
小春「ラブラブかぁー・・・、それって生理現象よねぇー。だってさあ、毎日抜かないと大変なんだもん。」
「だって、小春がユウ君を目覚めさせたんだろ・・・盛りがついたというわけだ」
小春「男の盛りかなあー。まあね、寝た子を起こしたからなぁー」
「いずれは起きるんだから、一緒だよ」
小春「だよね」
交差点まで来たら「またね!」といった小春は、ユウ君の家にむかった。
小春に刺激されちゃったか・・・・。
帰って翠とするかなぁー。
夕方からジムだったな。
エアロビクスで汗をながして、夜は房ちゃんの店へゆこう。
・・・
夏真っ盛り、蒸し暑くなくカラッとしていてすごしやすい小樽の夏である。
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ドローイング768. 小説:小樽の翠680.  やりませう!

2023年08月03日 | field work

 夏の午後、明奈姉ちゃんの彼氏の家。
明菜「バカンスだ!、海にゆくかと思ったらお家にこいっていうから来たよ!」
彼氏「だってパパは昨日海外出張にいった!!。ママもついていった。お前も来るかと言われたけど転校するのも面倒だし、明菜と離れるのもやだし、留守番するっていったら、じゃあ2〜3年家を守れだって・・・」
明菜「なに!!!、2〜3年親はいないから二人暮らしじゃん。そりゃバカンスだよねぇー。偉い!、よくお留守番を引き受けたねぇー・・・」
彼氏「それ聞いた途端に勃起しかけたけたよ。もう好きなだけできるって思ったもん。ところで明菜、前は細かったよね。最近太った?、だって体が丸くなってきたよ・・・」
明菜「太ってはいないけど、ホルモンのバランスだよ。セックスしているから女の体になってきた」
彼氏「そっかぁー・・随分と色っぽいのだよ・・・」
明菜「色っぽいでしょう。自分でもそう思うよ。さあタップリバカンスだもん。楽しもうよ!!!」
そういって明奈姉ちゃんがスウットを脱ぎながら、姿鏡を見ながら・・・
明菜「やっぱ私って女の体になったよねぇー・・・・」
彼氏「うん!、ゾクゾクするぐらい色っぽい」
明菜「じゃあ、やりませう・・・・、わっギンギンにたっているじゃん!」
撫でてあげるね。
彼氏「わわっ、気持ちいい!!」
明菜「そうお、じゃもっと激しく・・・」
彼氏「わやっ、出ちゃう・・・」
明菜「嘘・・もうおっ・・・」
そういって明菜萌ちゃんにもみし抱かれたペニスから精子があふれ出してきた。
明菜「あら、もういっちゃったじゃん」
彼氏「上澄みが抜けたんだよ。次ゆこうよ・・・・」
そういって二人は燃え上がり続けた。
明菜ねえちゃんの激しい嗚咽が家中に響いている。
精神的な安心感から、すぐに回復して二人は何回もゆくんだろう。
それが青春か・・・・。
・・・
夏の夕方の小樽の空である。
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ドローイング767. 小説:小樽の翠679. じゃあ、すっかー

2023年08月02日 | field work

 美希姉ちゃんと直人君の札幌のアパートだ。
学校も夏休みに入ったから、今日は時間のタップリある昼間だった。
深いつきあいになるほどセックスもお風呂に入る日常感覚だ。
「何々!、直人貯まっているのかい・・・。元気印は健康な証拠。じゃあすっかー・・・・」
そういって美希ねちゃんはインナーを脱いで布団に横たわりショーツを脱いで・・・、「はい、いれていいよん」と体を差し出した。
美希「あら!、私すっごく即物的だったかしらん!?・・・」
直人「まあ、ご飯でもつくる感覚みたいですねぇー」
美希「それって、おんなじだよーー」
そう言って美希姉ちゃんが直人君のペニスをしゃぶっている。
直人「ご飯と一緒かあー」
美希「ハハハハハ!、味はないけど、かわいいよん。たべちゃおうか🤗」
そういって美希姉ちゃんは直人君のスウットを引き下げてペニスを引き出した。柔らかいペニスを奏でているとパリッとたってくる。
それを口に含んでみる。
指で包皮をズッとさげたりして刺激を続けている。
直人「ああっ、イタタタ・・・」
そういって直人君は美樹姉ちゃんの頭をぐっとさげた。
美希「うぐっ!!、ゲホゲホ、息苦しいよーー」
美希「男の人のは先が敏感なんだよね」
直人「ウグッ、出そう・・・」
美希「待ってぇー!、上に乗るから」
そう言って美希姉ちゃんが直人君の上にまたがり、ペニスの先端をにぎって膣に収めて骨盤を沈めた。美希姉ちゃんが骨盤を前後に動かす。
直人「看護師さんの治療みたいだ」
美希「こんな事する看護師なんかいないよんーーー。」
直人「ううっ、出る出る・・・・・」
美希「で・る・の!?・・・・・・」
直人君の体がつっぱり美希姉ちゃんの子宮口に精子を撃ちはなった。
美希「あら、早いのねぇー」
・・・
美希「いっちゃうと男の人ってくたっと萎むみたい」
直人「そりゃ大仕事したからねぇー」
美希「あら貯まっていたのを出してスッキリしたんじゃないの」
直人「疲労も一緒!!!」
そういって美希姉ちゃんは直人君の胸に抱きすがりベッドにしずんでいた。
どこにでもある二人の幸せな時間の午後である。
夏の午後の強い日差しがカーテンの隙間から差し込んでいた。
窓硝子1枚外では、下からプールにゆく子供達の歓声がしていた。
・・・
夏時間である。
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