オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ニジマス入れ食い、オショロコマが消えニジマス一色となった森 その壱

2015-02-08 16:06:47 | ニジマスによる被害
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ニジマス入れ食い、オショロコマが消えニジマス一色となった森 その壱

2014-8-17  晴れ のち曇り

午後1:30  この日。午後は暇ができたので 近郊の 川へ一人でニジマスを見に出発。

いつものポイントから川へ降りてみると 今日はかなり水量多く流れも速く、いつもより水面が10cm も高い。

少し前、相当な大雨があったようで沢山の太い木々が川に倒れ込み、上流から流されてきたおびただしい数の流木が岸辺に引っかかっている。


大増水で川幅が数倍に広がって、またもとにもどったことが岸辺の広範になぎ倒された植物でわかる。


この渓流はかってはオショロコマしかいない川であったが、近年放流ニジマスが野生化、繁殖して個体数を増やし、たちまちオショロコマを駆逐した。

この数年はオショロコマはまったくみられなくなり、ついにニジマス一色に染め上げられてしまった。

まず いつもニジマスがごっそりとたまっている最初のポイントに振り込んだとたん40cm級ニジマスがかかった。猛烈な引きだ。一気に引き抜かず少しいなしてから取り込むことにした。数分のやりとりのあと引き寄せたが、取り込み間近に針がはずれあっけなく逃げられた。

このあとは大物は現れず、以前リリースしたため口キズのある30cm ニジマス一匹のほか 幼魚~若魚を30分ほどかけて 10匹以上釣った。ニジマス自然繁殖を示唆する恐怖のチビニジマスが多い。こうなってしまっては、もはやニジマスを積極的に駆除する意義もうすらいで、もはや諦めの心境に陥ってゆく。


口傷のあるニジマス。私がリリースした個体。

今日はオショロコマ用の1.5号針で かなりの数のニジマスを釣り落としたので針を一段大きめに変えた。

しばらくゆくと砂地に数日以内の釣り人の足跡1人分とタバコの吸い殻があった。マナーの悪い奴だ。

しかしこの釣り人の影響はさほど感じられず、そのあともたまりというたまりに 1-2匹のニジマス若魚がいて退屈しない。
































15-20cmの幼魚・若魚といえども速い流れに乗って凄いスピードで走り、反転して跳躍し、細い渓流竿での釣り味は最高だ。

ニジマスのためオショロコマが消えてしまった怒りと、その一方でニジマス釣りの快感に酔いしれている自分に対して、とても複雑な心境だ。

また、もしかすると絶滅したかに見えるオショロコマの姿が、唯1匹でもよいから現れないだろうかといった淡い期待もあった。


                  この項 続く。




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コメント (3)
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