オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ニジマス36匹、オショロコマ1匹、放流ニジマス一色となった森  その弐

2015-02-10 19:47:16 | ニジマスによる被害
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ニジマス36匹、オショロコマ1匹、放流ニジマス一色となった森  その弐

2014-8-17  晴れ のち曇り



必ず最初の振り込みで一番大きいニジマスから釣れてくるようだ。

流れ込みの先頭に一番パワーのある親分格のニジマスがいて順次、体の大きい順に連合艦隊みたいに並んで流れてくるエサを捕食している様子がうかがえる。

下流域の、おおたまりを橋の上からそっとのぞくと、その様子がよくわかる。

この水域はもともとオショロコマしかいなかったのだが放流され野生化したニジマスたちに駆逐され、ついにオショロコマは消えニジマス一色になって久しい。 

今日、珍しいことに、本当に久しぶりにオショロコマ1♀若魚を釣った。



恐らく、この大増水で源流域から流れ流されてきたのであろう。ニジマスを釣りきったあとに、慎ましやかに釣れてきた。







引き続き、ポイントごとに、かなりのニジマス幼魚~若魚が釣れた。 



















































しばらく釣り上がり、この先は、しばらくだらだら川になってゆく付近で川を上がっていったん林道へもどった。 

最初の入渓場所の下流にあるいつもの良ポイントは増水しすぎてダメだった。

そのやや下流の岸辺のたまりで20cmニジマス1匹。さらに下流のポイントでニジマス若魚6匹。 

やがて、この水域最大のニジマスポイント、小さな支流との合流ポイントにやってきた。いつも大型のニジマスがいついている場所だ。

振り込んだとたん 45cmニジマスヒット。3.0mの渓流竿がギューンとつの字に曲がるが、かまわず力まかせに一気に引き抜いた。

この日は、遊んでいるうちに針がはずれることが続いたからだ。大型魚になると小さな針が堅い顎などを貫通できず、浅いかかりだと組織が切れて針がはずれてしまうのだ。

竿が折れるか折れないかは運次第。魚が空中に躍り上がる。さらに、一瞬、予感が頭をよぎったとおり、岸辺で 2.0号 ハリスが切れた。

砂地に落ちて暴れるのを、すばやく押さえつけてしっかり魚を確保。









渓流大増水の痕跡が残っている。




その下流は だら川が続きポイント無し。  


もうこの水域は完全にニジマス川だ。かってはオショロコマしかいなかったのだ。

当初はオショロコマが消えたことを強く憤り、ニジマス徹底駆除も考えたが、もはやどうにもならない状況を認めざるをえない。

気がついたら楽しいニジマス釣りに興じている自分をみてなんとも複雑な心境である。

最近は、この水域では、ほとんどのニジマスはリリースしている。

今後は、せめてニジマスとオショロコマの関係の推移をできるだけ忠実に記録してゆきたいと考えるようになった。

この日は、最終的にニジマス36匹、源流域から大増水で流されてきたと思われるオショロコマ1匹を釣って撮影した。

このほかかなりの数のニジマスを目撃ないし釣り逃がした。

そのうちこの渓流のさらに上部と最源流域を数回にわけて調べてみようとおもう。


午後 5;30武装解除。

    ニジマス36匹、オショロコマ1匹、放流ニジマス一色となった森  その弐     おわり。

                     


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