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2008-7-20 晴れ のち小雨 霧 曇
下流域の生態系が破壊された
知床RA川源流のオショロコマ その弐
RA川のダム群のさらに上流、源流域は大石ごろごろの荒れ川となり、そこに棲むオショロコマは下流域の個体群とはかなり異なっていた。
下流域では大型個体が多かったが、ここのオショロコマは尾叉長15~20cm程度で小型。
前述のごとく、体色は多少なりとも淡黄~淡黄緑色調を帯びる。
腹部やヒレは赤くならず黄色~オレンジ。背部虫食い紋理は細かく特に頭部では細かい。
赤点紋理は小さく赤点の数は普通である。
栄養状態は比較的良好だが幅広オショロコマになるほど肥えた個体はいなかった。
もう、そろそろ帰ろうよ。なんとなくイヤな予感。ヒグマが出ないかとそうとうにビクついているところ。
この日は約40匹ほどを釣って撮影した。撮影させていただいたオショロコマは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
つい、先日もまさにすぐ近くでヒグマが目撃されており、この付近は羅臼でも、もっともヒグマが多く生息している場所だ。
ヒグマの痕跡は濃厚でオショロコマを撮影している間は本当にヒヤヒヤであったが、幸い ヒグマとの接近遭遇はなかった。
無事に車まで戻ったときは、安堵の気持ちでいっぱいであった。
ここは2014年秋に再訪していますが、そのうちブログで紹介したいと思います。
おわり。
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