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20XX年4月27日 雨のち曇り とても寒い
北国の原生林でオショロコマの撮影
昨日のギョウジャニンニクとりやエゾヒメギフチョウの撮影で少し自信がでたので、悪性の風邪、肺炎治癒後のリハビリを兼ねて近場の常呂川上流域の渓流にオショロコマの撮影に出かけた。
午前中かなり雨が降ったようだが天気は回復しつつある。私たちの釣りは常に全天候型の支度をしてあるので雨のなかでもすぐに釣りは出来る体制だ。
山に着いてみると雪が残っているため、まだゲートが開いていない林道が多く、今日入って行ける林道は限られる。
原生林の中を流れる水域では夏場はあまりに草木がうっそうとしていて、ヒグマを恐れて入って行くのが怖い場所がある。
この時期は草木の葉も全部落ち、新芽もまだ芽吹いておらずかなり森の奧まで見通せる。
思い切ってエゾシカの群しかいないことを確かめてからそのような森の奧へと入っていった。
森の中を流れる川は思っていたほど渓相は良くなかった。
あまりメリハリのないダラダラ川が原生林(寒帯密林と言っても良いだろう)の中を流れていた。
オショロコマは思っていたよりは少なくて、アメマスも何故か幼魚1匹しかいなかったのも意外であった。
ニジマス20cm ♂は釣り上げると思い切り放精した。
もう少しすると、いくつかのある特定の川の渓流源流域には巨大ニジマス♂♀たちが産卵に遡上してくる。
オショロコマは以下に図示するように常呂川水系に特有の外観、色調・斑紋を呈していた。
午後からは本格的な雨は止んだものの小雨が絶え間無く降っていた。
デジカメが濡れないように注意して撮影したがKD-500Zは湿気に弱いカメラなので要注意だ。
まだ病み上がりの体調は本物ではないがなんとかこの程度の渓流釣りは出来た。
今日は約1か月ぶりの渓流釣りであったが、北国の原生林の中の渓流はとても気持ちが良かった。
今日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
尻毛が美しいエゾシカの群れがいた。フラッシュ撮影すると目が怪しく光って写っていた。
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