2019年北海道東部渓流におけるカワマス調査 その壱
この日はよく晴れ、気温25度C、しかし午後からこの時期特有のものすごい強風。
朝10:45 道東の渓流にカワマスを見に北見市をフォレスターで出発。
道東の渓流には、年に数回出かけては川の様子、 カワマス、 オショロコマ、 カワマスとオショロコマの雑交 F1 、 ニジマスの棲息状況などをチェックしてきました。
この日の渓流には、北見市からゆっくり2時間ほどのドライブで現地着。
カワマスの棲む渓流の一般的性状としては、湿地の中を屈曲蛇行して音もなく流れ、しかし流速は意外と速く、川底は不安定で足場が悪いので、正直快適な釣りとは言えません。
岸辺の植物がうっそうと繁茂して勢いを増すと、入渓にはちょっと勇気がいる様相になり、ある程度の空間が必要なフライやルアーでの釣りは生い茂る植物のためバックもとりにくく、相当きつい状況になります。
さらに夏場は吸血昆虫の量もハンパではありません。滅茶苦茶刺され撤退することもあります。
そのため、私は夏場を避け、早春か秋遅くに好んで入渓します。
また、カワマスの棲息水域は以外と狭いことが多く、渓流全域にわたって広く分布しているわけではありません。
興味深いことには、純系カワマスが釣れる場所は、例年ほぼ決まっています。
その下流域には カワマスとオショロコマの雑交 F1 、 上流域にはオショロコマが棲息しています。
ニジマスは個体数が少なく滅多に釣れませんが下流域に多いような印象です。
この渓流では 、これまでのところアメマス や ヤマベ はみたことがありません。
まず純系と思われるカワマスが次々に釣れてきました。
ひとしきり、純系カワマス7匹を種々撮影した画像を提示します。
独特の美しい個体が多い。
一方、いつもとやや異なり、何故か色合いがあまり鮮やかではなく空知川水系の個体群に似たような外観のものも見られました。
釣り味に特別なものはなく、おお、魚が釣れた。といった程度でニジマスのような素晴らしいファイトはありません。
ブラウンのようにグィーンと川底へ思い切り引き込まれるような力強い感触もなく、ヤマベのように電光石火の素早い動きもありません。
要するに、カワマス独特の釣り味というものはなく、いわゆるスポーツ的な釣りの対象としては、さほどすぐれてはいないように感じます。
ただ、ここのカワマスのパッとしない動きは、もしかすると、川中にびっしりと繁茂する水草バイカモやクレッソンのため縦横無尽に暴れ回る水中のスペースが狭いせいかもしれません。
釣り味に関する上記の印象は、この付近では渓流の規模から大型のカワマスが見られないせいかも知れません。
オオバナノエンレイソウ。
この項、続く。
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この日はよく晴れ、気温25度C、しかし午後からこの時期特有のものすごい強風。
朝10:45 道東の渓流にカワマスを見に北見市をフォレスターで出発。
道東の渓流には、年に数回出かけては川の様子、 カワマス、 オショロコマ、 カワマスとオショロコマの雑交 F1 、 ニジマスの棲息状況などをチェックしてきました。
この日の渓流には、北見市からゆっくり2時間ほどのドライブで現地着。
カワマスの棲む渓流の一般的性状としては、湿地の中を屈曲蛇行して音もなく流れ、しかし流速は意外と速く、川底は不安定で足場が悪いので、正直快適な釣りとは言えません。
岸辺の植物がうっそうと繁茂して勢いを増すと、入渓にはちょっと勇気がいる様相になり、ある程度の空間が必要なフライやルアーでの釣りは生い茂る植物のためバックもとりにくく、相当きつい状況になります。
さらに夏場は吸血昆虫の量もハンパではありません。滅茶苦茶刺され撤退することもあります。
そのため、私は夏場を避け、早春か秋遅くに好んで入渓します。
また、カワマスの棲息水域は以外と狭いことが多く、渓流全域にわたって広く分布しているわけではありません。
興味深いことには、純系カワマスが釣れる場所は、例年ほぼ決まっています。
その下流域には カワマスとオショロコマの雑交 F1 、 上流域にはオショロコマが棲息しています。
ニジマスは個体数が少なく滅多に釣れませんが下流域に多いような印象です。
この渓流では 、これまでのところアメマス や ヤマベ はみたことがありません。
まず純系と思われるカワマスが次々に釣れてきました。
ひとしきり、純系カワマス7匹を種々撮影した画像を提示します。
独特の美しい個体が多い。
一方、いつもとやや異なり、何故か色合いがあまり鮮やかではなく空知川水系の個体群に似たような外観のものも見られました。
釣り味に特別なものはなく、おお、魚が釣れた。といった程度でニジマスのような素晴らしいファイトはありません。
ブラウンのようにグィーンと川底へ思い切り引き込まれるような力強い感触もなく、ヤマベのように電光石火の素早い動きもありません。
要するに、カワマス独特の釣り味というものはなく、いわゆるスポーツ的な釣りの対象としては、さほどすぐれてはいないように感じます。
ただ、ここのカワマスのパッとしない動きは、もしかすると、川中にびっしりと繁茂する水草バイカモやクレッソンのため縦横無尽に暴れ回る水中のスペースが狭いせいかもしれません。
釣り味に関する上記の印象は、この付近では渓流の規模から大型のカワマスが見られないせいかも知れません。
オオバナノエンレイソウ。
この項、続く。
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