世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
晋ちゃん! 解っていなくてもいいんだよ!
昨日「スゴイ!安倍首相」と、心もとなくも、『美しい星を』と銘打った温暖化対策の世界への提言に、賛意と励ましを贈った。
書き終わっても不安は残り、布団の中まで、引きずってしまった。あれこれ考えると結局提言する本人が、温暖化を止め、「美しい星にする」ことの意味が分っていのではないかと思った。
引っかかる点はいくつもある。安倍内閣は今まで、憲法改正内閣と位置づけた上、前内閣に引き続き高経済成長の上げ潮路線を約束している(温暖化との矛盾はどうするのか?)。
温暖化対策は口にしたこともなく、準備不足は当然だが、談話後の総理を支える補佐する人たちや政府内部の軽口や反応を見てもあまりにも浮わついている。
本人の提言した3項目中の2項目も問題だろう。一つは『経済成長との両立』と言ってるが、説明は省くが、温暖化の原因が分っていないのではないか。そんな簡単で調子のいいものではない。2つ目は大国の参加を呼びかけているが殆ど実績らしいものもないのにものの言い方が謙虚さがなく、大国ぶったアピールの調子をを優先している。こんな大きな仕事のリーダーは美辞麗句(例えば、美しい星50)やパフォーマンス(例えば、全大臣への、かりゆしウエアの着用指示)なんかではなく、しっかりした哲学が求められる。
彼の話には哲学や信念が感じられない。
多分色々な関係で言い始めたことだとは思うが、わたしは、それはそれで仕方ないし、いいと思う。物事は始めからうまく行くものはない。
世界のリーダーの一人でも多くが大義名分を口にすることも大事である。(だから晋ちゃん!温暖化のことは解っていなくても、それはそれででいいんだよ。言い出すだけで。)
唯、この問題を参院選の争点としてアピールするとの話もあるが、国民はこの提言をメディアが増幅する雰囲気にのまれず、暮らしや今後のことをを具体的にシビアに判断したほうがいい。「美しい星作り」を争点にするというが
そもそもここの問題を誰と争うと言うのだろう?争って解決できる問題か?争う事が「美しい星」のすることだろうか?
提言の意味していることが全く解っていない。
元アメリカの副大統領のゴア氏は『地球を守るのはモラルの問題』と言って、一般の政治的課題とは区別している。このほうに哲学と本気さを感じる。
誤魔化しで「ショボン」で終わるか、捨て身で「進化」するかが見所になる。
10分1でも100分の1でもいいから「温暖化への提言」の進化に期待しよう。