日本だって言いにくいことがある

ユーラシア大陸の東の端に浮かぶ小さい島国である 世界第2の経済大国のリーダーが《開国》を訴える開国とは何だろう?

   坂本竜馬にあやかってのことかも知れないが、どうせ言うなら《独立》の方が分かりやすい。

   《独立》が言い難ければ(主体性の確立)でも良い。主体性なら環境の変化に対応する普遍的なテーマだから国のプライドは失われない。

  広い意味でメディア情報の近視眼的な稚拙さと混乱が見られるから、(世界視野に立った情報の総合発展)でも良い。

 でも、表立ってマスコミの悪口を言うと袋たたきに会うから誰も言える訳が無い。

 

 

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逆さま

日本のメディアには、 領土問題で中国やロシアが強い姿勢に出て来ているのは、鳩山政権が普天間問題で日米関係を崩したところに付け込んでいるとの認識に立った論調が見られる。 果たしてそうだろうか?

 メディアが日米関係と言うように日本中心に描いているが、相手方、少なくても力関係から言うと米日関係にある。

 実際戦後の経過は、 関係の主導権は常にアメリカにあった。

 アメリカの対日要求の中心は基地の提供だったが、ベトナム戦争後、石油危機等もあってアメリカンドリームどころか経済の疲弊は

覆い隠せず、日本との経済摩擦は大きくなり、1970年代後半には~ラウンドで超高い円高をはじめ対日経済的要求は募り、その頃より赤字国債を余儀なくされ、日本経済はバブル崩壊を挟んで下降線の一途をたどった。アフガンの後方支援やインド洋給油、郵政民営化、思いやり予算‥ときた。

  ついに日本は膨大な借金を抱え、自ずと 対日要求にも限りがでてきた。

 再度アメリカンドリームを 願うアメリカが自国の経済発展上、求める先が変わるのは当然である。

   そんな変化をここ4~5年 マスコミの映像を通しても露骨ではなかったか?

   日本の世論や政治はマスコミで動いているようだから、世界で日本の立つ位置を今のように描く限り、この状況から抜け出せないのではないか。

グローバル化している経済もそうだが、少なくても 外交問題は 相手の都合もあるから日本中心であっては国益をも損なう。そんな時代に入ってはいないか。これまでの経過や背景を脳裏に置いて、マスコミに登場する有識者や政治家の言葉に注意深く耳を傾けたいが今のところ(逆さま)を指摘する声はどこからも聞こえない。中国やロシアだけでなくアメリカにあっても一方的にバックや足元を見られるだけでなく、時には相手の足元を見なくちゃ、まともな付き合い《外交》は出来ない。

 マスコミも日本外交も見た目ばっかり追ってる15歳のままか?     若年寄の反対

   

 

    

   

 

 

 

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