難題

   時々、喧嘩ぱやくて争いごとの絶えない子供を見る。背景にに難しい問題を抱えている事が多いようだが、目の前の行動は自分中心になっていることがよくある。

 トラブルメーカーは個人に限らず組織や国にも言えるのかもしれない。

  国際化だ、地球化(グローバリゼーション)だと言われながら、国際会議でも国会論議を見ていても、ほとんどが他国の立場を省みることなく国益や国威を優先し、国内では党利(あるいは団体益)を競って争っているようだ。

 自分中心に目先のことで争うのは子供の喧嘩も国際間の紛争も仕組みの上ではそんなに違わないのではないか。

  (超大国)と言われる国がお金を印刷し発展途上国の経済を狂わせ、強大な軍事力を持つ国が遠く離れた小さな国の庭先で軍事のデモンストレーションを行ったり、(超小国)が派手に啖呵をきるのはあまり美しいとは言えない。しかし、それが大方の国際世論でもあり行動様式でもあるようだ。

 人・物・お金の グローバリゼーションや地球環境の崩れの中にあっても、自己中心的な行動様式からはなかなか抜け出せないでいるようだ。
       悪癖に引き戻るか、新しい時代へ抜け出すかが問われてるような気がする。

分かっていても、 自分や他者のの立場を含め全体を同時に俯瞰して見て考えたり行動するのが難しいのは身をもって今も経験している。 知識の問題ではない。

   

 

   

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