創造

原因であり背景である自然とヒトの共生を失した(地球経済の危機)の認識を伴わない(国難)は言葉を国民を煽るだけで悪化させこそすれ何ら打開するものではない。

 この事態をどう見るか?
   何事もそうであるようにこの事自体、絶望と希望の両面を備えている。

   トンネルにも似ている。

   福島の原発事故の犠牲は原発推進から脱原発の道を照らした。

   ただ気になるのは、メディアや首相が言う【国難】の認識は甘く、 我慢を強いることは出来ても、ただ事態を悪化させ犠牲を大きくするだけのようだ。

   これだと、(破壊が創造をもたらす)の論理にも似て、大きな犠牲を払ったら、自ずと問題が解決すると考えているかのようだ。

   実際の創造は(根拠のある想像)が先にあり、結果として古い物を壊すのであって、今やってるのは破壊的と言えても創造的とは言えない。

   今、世界が日本に求めているのは、経済成長路線から脱し新しい経済発展のモデルを築く先頭に立つことだろう。

   地球環境フォーラム(朝日新聞主催 今月中旬)の主旨もそこにあるはず。

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