虚しく響く

近代的な経験主義や合理主義が予期しなかったような規模の現代の環境の変化についていけないついていけでいるのではないか。

「科学万能主義」とまで言われる現代だが、分業化し細分化された小さな科学は全体的で大きな科学を阻害していると考えられる。

古い文化的価値や手法が現状に合わずにいるのだが、新しい皮袋が用意できないでいるのだろう。

先のアメリカの大統領選挙や中国の全人大会そして今行われている韓国や日本の選挙戦の内容も現状とはマッチせず、時宣を得た内容とは到底思えず、今後の世界の安全や経済の危うさは増幅するに違いない。

時代の転換は人為を超えているものなのか、人間が古い時代を壊して新しい時代を呼び寄せるものかはよくわからないが、如何とも頼りない状況にある。

先日のCOP18の警告が 虚しく響いている。

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