平和の語り方

 

     今年は集団安全保障の問題もあってか 広島・長崎や終戦記念の式典も絡んだこの季節、例年になく、メディアは平和について取り挙げる。

   しかしそのほとんどは、集団安全保障は憲法との関係で、戦争はその悲惨さの面から語られる。

    日本や世界の現状を分析して必要性の有無を論じているのを見たことが無い。

     集団安全保障は周辺国の脅威を理由に論ずる向きもあるが、仮定している相手国は「煽っている」と反論する。

    双方、主張の根拠は乏しい。歴史は いかなる戦争も仮想敵国の不当性や脅威を理由にしてきた事実がある。

    今必要なのは通り一遍の不当性や脅威ではなく、科学的根拠と検証済みの論証に絶えられる言葉で論じることではないか。

   グローバルな世界にふさわしく地球的規模で政治・経済を包括し、根拠と客観性を明らかにして検討をしてほしいものだ。

   勿論、タブーを避るのは問題外であり、科学的検証の出来ないような根拠のはっきりしない空中戦は ろくな結果を生まない。

      

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 現代の世界的タブー?

 

    イスラエルとパレスチナの地上でも稀に見る暴力的紛争を 何故 政府もマスコミもコメントしないのだろう?

    それだけでなく 国連やアメリカの動きもほとんど見えない。

     世界的な問題の根源的な意味を持っていそうなこの問題を 政党や政治家をはじめ、ニュースの解説者も専門家も 取り上げない。 これは現代のタブーなのか? 安倍さんも政府もは一言も無く、オバマさんは一言意味不明なことを言って ゴルフに出かけた。

 

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