教育の見直し

世界の行き詰まりは 至る所で顕著に現れて来ているが 根本の原因は教育だろう と思う。

 人と自然との関係が 文化的にもうまく伝承されず きちんと教育されていないからだ。

   進んでいる欧米ですら教育理念として自然を位置づけてはいない。

  日本では 自然や人に先んじて国家を教育理念の中心に据えている。

   国家は人の集合体であり 人の一形態に過ぎず 自然の全体やそのものではない。

   自然と教育の関係を教育されていない現状にあっては難しいが 根本的な理念の見直しは何人も必要であり 特に政治的・社会的に急がれる課題だろう。これがG20大阪の全体的な感想である。

 

  

  

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直感

 

  年寄りでやたら新しもの好きがいる。

   流行に後れないように 否先取りするかのように ハイカラな人がいる。

   我が国の総理大臣が その絵に重なって仕方ない。

  マスコミを意識した器用な振る舞いは傑出しているが 国内的にはともかく世界的に何時までももつとは思えないし それどころではないだろう。

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議論の順序が違う

G20で環境問題が取り上げられ 安全保障が直接議題にされなかったたのは 世界政治の発展として喜ばしい。

 しかし 1デジタル 2政界経済・貿易 と議題の3番目に位置していたのは 世界の到達点として仕方ないが残念でもある。世界は 3の地球環境を中心にして1.2が議論されるべき現状だろうと考えられるからだ。

 ゴア氏が「不都合な真実」を著して20年経ち 地球環境の問題ははっきり世界政治のテーブルに載った。

 議論の順序が整うことを願っているが その声はどこからも聞こえない。

  確かに自分を振り返っても 人は 人中心の世界観から脱するのは 半端じゃない。

          「 だから面白いのだ」と 強がりが言いたくなるのも本音。

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