エマニエル トッド

フランスの文化人類学者 トッド氏は 14-5年前 京都大学で「世界経済とアメリカ帝国の崩壊」をテーマに講演をした。その内容が現在の激動する世界の変化を予言するかのように的を得たものだった。

尤も 彼はソ連崩壊を10数年前に アメリカの経済の停滞を同時に予測し、両者とも実際にその経過を

辿ったと言う。日本では佐伯啓思 京大教授も同時期に同様な論文を発表している と言う。

現状の分析如何では予測可能なことらしいが、行き詰まって30年にもなる世界の経済社会の現状は どう解釈したら良いんだろう?

(ただ私自身は 部分的には重なるが トッド氏の世界観とは基本的には 異にしている。)

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