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明けましておめでとうございます。気の向くまま、思いつくままジャズ雑感を書いてきたアドリブ帖も今年で9年目になります。こうして長きに亘り続けられたのは毎週多くの皆様にご覧いただいているからです。400本近くアップしますとビッグネイムやメジャーな曲は出尽くしており、どうしてもマイナーな話題になりますが、そんな記事にコメントをいただけるのは嬉しいですし、それが一番の励みになっております。
タイトルはジャズ仲間に差し出す年賀状のトップに入れている言葉ですので、元旦にご覧になった方もおられるでしょう。正確にはこのあとに「if it ain't got that swing」が付く言わずと知れたエリントンの曲で、「スイングしなけりゃ意味ないね」という邦題が付いております。このタイトルはエリントンの口癖ですが、さてこのスイングとは一体何者なのでしょう。「ノリ」とか「グルーヴ感」といわれますが、これも曖昧ですね。全くの私論ですが、スイングとはレコードであれ、ライブであれ、演奏者と一体になることだと思います。あたかも自分がパーカーやマイルス、エヴァンスになったと錯覚するほど入り込むことと解釈しております。
私が敬愛するのはピアニストであり、また指先一本で素晴らしい音を創り出すバンドリーダーのエリントンですが、レコードを聴くといつも気分はエリントンです。これがスイングなのかもしれません。ジャケット写真をご覧ください。そのせいか最近は顔が似てきたと思いませんか。(笑)その横で今年の北海道日本ハムファイターズの打順と守備位置を熱く語るのは札幌で一番歌心を持っているドラマー、佐々木慶一さんです。そしてその様子を見守るのは強烈なビートを刻むベーシストで、このスイングするジャケットを制作した鈴木由一さんです。ともに私がこよなく愛するススキノのジャズスポット「デイ・バイ・デイ」の素敵な面々です。
ジャズアルバムの数は30万種とも50万種ともいわれておりますが、そんなジャズ・ジャングルから今年もとびきりスイングするアルバムを紹介していきますので、昨年同様ご愛読いただければ幸いです。ベスト3企画が中心のコメント欄ですが、この1枚でもかまいませんし、ジャズに関するご質問、ご感想もお待ちしておりますので、まだコメントをされていない方も是非ご参加ください。今年もよろしくお願いします。
タイトルはジャズ仲間に差し出す年賀状のトップに入れている言葉ですので、元旦にご覧になった方もおられるでしょう。正確にはこのあとに「if it ain't got that swing」が付く言わずと知れたエリントンの曲で、「スイングしなけりゃ意味ないね」という邦題が付いております。このタイトルはエリントンの口癖ですが、さてこのスイングとは一体何者なのでしょう。「ノリ」とか「グルーヴ感」といわれますが、これも曖昧ですね。全くの私論ですが、スイングとはレコードであれ、ライブであれ、演奏者と一体になることだと思います。あたかも自分がパーカーやマイルス、エヴァンスになったと錯覚するほど入り込むことと解釈しております。
私が敬愛するのはピアニストであり、また指先一本で素晴らしい音を創り出すバンドリーダーのエリントンですが、レコードを聴くといつも気分はエリントンです。これがスイングなのかもしれません。ジャケット写真をご覧ください。そのせいか最近は顔が似てきたと思いませんか。(笑)その横で今年の北海道日本ハムファイターズの打順と守備位置を熱く語るのは札幌で一番歌心を持っているドラマー、佐々木慶一さんです。そしてその様子を見守るのは強烈なビートを刻むベーシストで、このスイングするジャケットを制作した鈴木由一さんです。ともに私がこよなく愛するススキノのジャズスポット「デイ・バイ・デイ」の素敵な面々です。
ジャズアルバムの数は30万種とも50万種ともいわれておりますが、そんなジャズ・ジャングルから今年もとびきりスイングするアルバムを紹介していきますので、昨年同様ご愛読いただければ幸いです。ベスト3企画が中心のコメント欄ですが、この1枚でもかまいませんし、ジャズに関するご質問、ご感想もお待ちしておりますので、まだコメントをされていない方も是非ご参加ください。今年もよろしくお願いします。
今週は正月恒例企画の「初聴きこの1枚」です。今年初めて聴いたアルバムをお寄せください。
私は記事で紹介した「マネー・ジャングル」です。ピアニストとしてのエリントンを味わうなら最高の1枚です。ローチとミンガスの緊張感もひしひしと伝わってきます。今年もこのセッションのように気を引き締めて過したいものです。
今週も皆様のコメントをお待ちしております。
ボクの元旦一発目は、その昔は必ず "The World Is Waiting For The Sunrise / George Lewis" でしたが最近は特に意味も無く適当です.
今年の元旦は穏やかなポカポカ陽気の元旦でしたので、軽快な演奏で.
正月だというのに、一曲目は "Autumn Leaves" でした (笑)
"She Was Too Good to Me / Chet Baker"
こんな演奏のように、今年も足取り軽く、できるだけ難しいことを避けていきたいと思っています.
本年もよろしくお願いいたします.
オハイオユニオンは私も正月の定番ですが、今年はマネー・ジャングルの次にかけました。マレロのバンジョーは何度聴いても凄いですね。この部分だけヘビロテです。
「Autumn Leaves」や「Summertime」は季節感のある曲ですが、たまに元旦から聴くのも悪くありません。こちらは連日、雪降りですので、「春」が付くタイトルに手が伸びます。ススキノはいつも春ですがねぇ。(笑)
今年もよろしくお願いします。
たぶん・・・それぞれの方が、何らかの思い入れがあって、そのミュージシャンのレコードを選ぶかと思うのですが、やっぱりそれは何かしら「大事なもの」(その人にとって)だろうと思えるのです。あるいは、パッと思い付いた円盤を聴くのだとしても、なぜその盤がアタマに浮かんだのか・・・とか(笑)
私の場合は~(これ、ひょっとして毎年同じかも) モンクです! 今年は、1954年パリ録音の 「ソロ・ピアノ」round about midnight や well you needn't、そして「煙が目に沁みる」など。何度、聴いても・・・心に沁みる。このレコードは・・・これはもう「我が心のモンク」なんです。(追伸)~1年ぶりに<夢見るレコード>を更新しました。「ベツレヘム」レーベル話題です。お暇な時にご覧ください。
元旦の「初聴き」は、おっしゃるように想い入れが反映されるものです。意識的にレコードを選らぶにしても、偶然引き出したにしてもそこには嗜好が強く出るものです。
私はマレロのサンライズが元旦の定番です。たいてい最初の1枚ですが、違うレコードを選んだとしても次にかけるのはこれです。中学生のときですが、最初にサンライズを聴いたのはアル・カイオラ楽団のもでした。当時の初聴きはこれでした。オハイオユニオンが復刻されたのは70年代に入ってからですので、それまではアル・カイオラ楽団のドーナッツ盤が回っておりました。この曲には特別な想いがあります。
モンクのソロも沁み入りますね。元旦に響くモンクの音は特別なことでしょう。
皆さん、bassclef さんの「夢見るレコード」で、ベツレヘム・レーベルの深いところを話題にしております。オリジナル盤をお持ちの方はレコードを出してご覧ください。
今回の年末年始は、暦に恵まれて、お休みを長めにとることができました。それで、滅多にとりださないものも聴くことができました。初聴きは、次のアルバム(すべてLP)でした。正確にはペッパーです。
アート・ペッパー / Meets The Rhythm Section (Contemporary)
フランク・ストロージャーほか / Down Home Reunion (United Artists)
ケニー・ドリュー / Duo (Steeplechase )
ペッパーは長年の愛聴盤で、ほぼ毎年この時期に聴いていますが、まだまだ新鮮です。ドリューのものは、年末にオリジナル盤(だと思いますが)を買ったので。ペデルセンのベースがくっきりと出ていて、買った甲斐がありました。オリジナルにこだわりはないので、機会があって安ければ買う程度ですが、聴いてみるとやはりいいものです。
本年もよろしくお願いします。
今日は、なんと体感温度マイナス36度まで下がりました。車のスタートが悪くて大変です。飛行場も滑走路が凍ってほとんどのフライトがキャンセルでした。
2014年の初聴きはこの二枚です。どういう分けか Lester Young が聴きたい気分になり、Lester の少ない持ち盤のLPの中から選んだのは "PRES and TEDDY" The Lester Young - Teddy Wilson Quartet と "THE JAZZ GIANTS '56" でした。特別な理由があったわけではないのですが、最近隠れていた録音を色々と聴いていたせいか古いものが無償に聴きたくなったのかもしれません。
皆様の楽しい会話をを楽しみにしております。
(たまにおやじジョークで寒気もしますが)笑
今年もまた宜しくお願い致します。
今年もよろしくお願いします。
なかなかBEST3というと、偏った聴き方をしているので参戦できずに申し訳ありません。
ことしは1枚でもコメントできれば。
今年は、最近トラッドを聴く機会が多かったせいもあり、久々にジョージルイスでスタートしました。
それも、Ohio Union盤で。
年末に聴いて、再度針を替えて新年に聴き直しました。
日が昇ってからは、Concordのアルバム棚卸で丁度カーメンマクレーのHEAT WAVEがスタンバイ状態。
ジャケットが日の出のイメージで、これ幸いとお初でかけました。
お正月らしい厳かな雅楽とは正反対の賑やかなお囃子で近所迷惑だったかも。
今年の初聴きは
Eddie Costa - Guys And Dolls Like Vibes (Coral CRL 57230)
今年は探していたこれが大晦日に自宅に届きました。 仕事から帰り、ダンボールを空けるとこのピンクのジャケが目に飛び込んできて・・
嬉しい。
これを聴いて年をコスタ!
初聴きもコスタ!
年明け早々、失礼致しました。