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昭和歌謡魅惑のアルバム03

2019-03-05 22:33:00 | 音楽
ラテン歌謡を漁っていて、この歌を再発見しました。世界的に知られたスタンダードですから、メロディには聴き覚えがあるはずです。「恋の物語」という邦題でザ・ピーナッツも歌っていました。直訳すれば、「愛の歴史」ですか。

Tania Libertad(CESARIA EVORA ) - Historia De Un Amor


あっ、写真はセシリア・エボラ(CESARIA EVORA)、歌声がタニア・リベルタです。 このタニア・リベルタという人はすごいですよ。いま、動画を集めていますが、その膨大なこと。なぜ、そんなにUPされているかを含めて、いろいろと興味深い歌手のようです。たとえば、大手レコード会社とは契約しないとか。

もう奇跡のような美声と歌唱力は誰が聴いてもすぐにわかるはずなのですが、それを十全に駆使するにはやはりラテン歌謡の言葉とリズムに拠るほかないのです。歌詞がちんぷんかんぷんでリズムに馴染みがなければ、いかに声が凄くても理解はもちろん、私たちにはノレないのです。とはいいつつ、100曲くらい聴いてみました。おかげで寝不足です。

フォルクローレ歌手に分類されていますから、当たり前といえばそうなんですが、民俗誌的な歌声なのですね。近々、特集します。

お次は、イーディ・ゴーメです。この歌の代表的な歌唱でしょう。

Historia De Un Amor - Eydie Gorme Y Los Panchos


フランスの若手のトップバッター、ザズです。

Zaz - Historia De Un Amor en vivo


この人はまったく未知の人ですが、やたらきれいですね。

gloria lasso - histoire d'un amour - 1958


やたらきれいできれいに歌う人の後に、この人です。亡くなった人を慕い続けるロマンチックで甘い歌なので、

Rolando Laserie - Historia de un amor


男性歌手もよく歌っていますが、どうも心に落とし辛い。没入して歌い上げればいい、甘ければいいってものじゃない。このローランド・ラセリー(?)はまったく知りませんでしたが、ジャケ買いです。いい笑顔じゃないですか。歌にも自分は入っていなくて、明るく突き放していて、いいです。

(敬称略)







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