久しぶりに買ったのだが、今夕の「日刊ゲンダイ」の一面は凄かった。以下の見出しとリード文をご覧あれ。
自民 張りぼてクーデター
暴走検察 小沢牽制人事
政権交代政治は期待通り進んでいる
予算成立後
永田町は劇的に変わる
悪政の限りをつくし
国民の税金を利権の
闇の中に流し込んで
いた自民党という腐
敗集団の悪行が次々
暴かれ消滅しようと
している一事をとっ
ても・・・
たしかに鳩山政権は旧勢
力のさまざまな妨害と首
相自身の優柔不断もあっ
て少し期待はずれの感も
るが、自民党が60年にわ
たって築き上げた悪の牙
城を潰すには多少の時間
はかかるのだ
これがすべて一面に踊っているのだ。たびたび、こんな調子で打っているのか? 俺は小学校3年生から新聞を読んできたが、こんな見出しやリードの紙面を読んだことはない。どの新聞を読んでも、似たり寄ったりの「不偏不党」「中立報道」。その点、アメリカの新聞は、はっきりと自らの主義主張を掲げるから、「エライ!」と宣まわっていた大学教授やジャーナリスト、評論家の「センセイ」たちは、なぜいま、「日刊ゲンダイ」を褒めそやさないのだろう。「日刊ゲンダイ」を褒めるのが沽券にかかわるなら、「小鳩政権」潰しに連日、連週、連月にわたって、批難中傷を繰り返している大TV局、大手新聞、雑誌メディアを「反権力ジャーナリズム」と絶賛すべきだろうに。大手マスコミと「日刊ゲンダイ」では、アメリカのマスメディア帝国とアラブのアルジャジーラほど、その規模と物量が違うが、がんばれ! 日本のアルジャジーラ「日刊ゲンダイ」! ただし、五木寛之のくっだらない連載は一日も早く止めろ!
するとなんだな、小沢一郎はビン・ラディンなんだな、日本の大手マスコミにとってわ。なるほど。
(敬称略)
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