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本日、もう一度それを拒否します。

2022-02-23 21:23:00 | 政治
ロシアがウクライナに「進駐」した。



”ケニアは、2月21日午後9時の安全保障理事会緊急会合で、ウクライナの主権と領土の完全性を損なうことに反対する強い声明を発表”
Kenya makes strong statement opposing the undermining of the sovereignty & territorial integrity of #Ukraine during the emergency meeting of the #SecurityCouncil at 9pm on 21st February. See full statement delivered

ケニヤは多くのアフリカ諸国と同様、帝国の終焉で生まれました。その国境は私たちが引いたのではありません。ロンドンやパリ、リスボンといった植民地時代の都市で、勝手に引かれたのです。

アフリカ諸国では国境をまたいで、歴史的、文化的、言語的に深い絆を持つ同胞が暮らしています。もし独立時に、民族や人種、宗教の同質性に基づく国家を追求していたら、何十年後も血なまぐさい戦争を繰り広げていたことでしょう。

その代わり、私たちは引かれた国境に我慢しつつ、アフリカ大陸の政治的、経済的、法的な統合を追求することにしたのです。危険なノスタルジアで歴史を戻そうとする国家をつくるのではなく、もっと偉大な未来を目指すことを選んだのです。アフリカ統一機構と国連憲章のルールに従うことにしました。

帝国の崩壊や衰退を受けて生まれた国には、隣の国に暮らす同胞との統合を切望する人々がたくさんいます。それは正常なことですし、理解できることです。同胞と一緒になりたいと思わない人はいないでしょうし、共通の目的を持ちたいと思うでしょう。

帝国の崩壊や衰退を受けて生まれた国には、隣の国に暮らす同胞との統合を切望する人々がたくさんいます。それは正常なことですし、理解できることです。同胞と一緒になりたいと思わない人はいないでしょうし、共通の目的を持ちたいと思うでしょう。

しかし、ケニアはそのような憧れを力づくで追求することは拒否します。私たちは、新たな支配や抑圧に二度と陥ることなく、帝国主義の残り火から回復しなければならない。私たちは、いかなる理由による領土回復主義も拡張主義も拒否しました。本日、もう一度それを拒否します。

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(止め)
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