カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

箱根・神山周辺

2013-07-09 | 登山
 神山の登山道ではセミの鳴き声が盛んだった。声をたよりに探すと見つけることができ、透明な羽のセミでハルゼミの仲間のようだった。


 ハコネサンショウバラは花期の終わりに近かったが咲き残りの花が見られた。花の大きさは5㎝程もあって野生種のバラにも関わらず立派な花を咲かせていた。


 ヒメシャラもほぼ終わりに近かったが、わずかに咲き残った花が見られた。木の下にはたくさんの散り落ちた花があって、満開の頃はさぞかし見事な眺めだろうと思われた。



 ヤマボウシの花はちょうど盛りを迎えていて白い花は遠くからでも目立つ。
 鳥の囀りもたくさん聞かれたが、姿が確認できたのはコガラとオオルリの2種類。様々な鳴き声が聞かれたがなかなか声だけでは種類がわからず、その中にコルリかコマドリのどちらかに違いない囀りがあった。

 約3時間半の山歩きを楽しんで再び大涌谷ロープウェイ駅に戻ったが、登山道では誰一人会うことがなく豊かな自然を独り占めした思いだった。ロープウェイを使えば大きな労力なく魅力たっぷりの自然と出会うことができるのでお勧めしたいコースだ。

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