ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

早く帰りたいのだが…仕事の効率

2020-06-09 08:10:38 | お仕事

私が焼いただし巻き

会心のでき。
その日、一番のできだったものが仕事あがりに買い物をしたとき
まだ売れてなかったので自分で買った。
この日はフライパンの調子が良く、他のものもうまく焼けた。
こんな日は、本当に気分がいい。

一方で、ずいぶん慣れてきたことで、かえってミスがめだつ。
例えば、オーブンにものを入れながら、タイマーのセットを忘れたり。
電源を押したつもりが押してなかったり、逆にoffにしたつもりがなっていなかったり。

でも、チームワークが良いというか、そんなとき、誰かが気づいて教えてくれる。
ヒヤヒヤすることもあるが、今のところことなきを得ている。
とても助かる。
私も誰かの役に立ちたいと思う。

効率よくなったとは思うものの、同列の他店と比べるとまだまだのようだ。
私が研修をした店舗では、11時半には多くの人が午前の仕事からあがり
12時にはるす番をかねてひとりいるだけで、誰もいなかった。
だから私もそうできると思っていた。
でも今の店舗では、1時間残業があたりまえになっている。

現段階では、時間内に自分の担当は終わっても、他の人は終わらない。
自分の領域ではないとサッサと帰ることも可能だろうが
実際はいろいろなところでお互い助け合っているので
どこまでが自分の領域なのかキッチリ線を引けるわけではない。

コロナで開催が見合されていた惣菜部の会議があった。
残業せずに済むように、もっと効率を上げてほしいとのこと。
器具の洗浄について、かなり意見が出た。
ほんとに、そこぐらいしかもう効率を上げるところがないのではと思う。
本音をいうと、スペースがなさすぎる。
ちゃんとスペースがあれば、もっと効率は上がるはず。

つくるところで急いでも、失敗したらなにもならない。

人手不足のおり、ようやく新しい人が入った。
この人の研修がなかなか進まず、まわりをイライラさせている。
「同じ失敗を何度も繰り返す」
「分からないことを聞かずに自分の判断で違ったことをしてしまう」
まるで私のことを言われているようで、聞いているのが辛い。

「その人をせめても直らないですヨ」
「その人にあったやり方を模索するしかないですヨ」
と言いたい。
直接のかかわりがないから言えるのかもしれないけれど。

「すみません」「ありがとう」
のことばが聞かれないのが、まわりのイライラをよけいに募らせているようだ。
良かれと思って教えても、反応がいまひとつでつい声が大きくなる。
それを上司に「怒られた」というものだから、よけいにイライラを募らせる。

以前にも同じような人がいた。
その人は「怒られた」というネガティブな感情をもたず陽気だったが、やはり
「同じ失敗を何度も繰り返す」
「分からないことを聞かずに自分の判断で違ったことをしてしまう」
という人だった。
3か月でいなくなってしまった。
自分から辞めたのか、辞めさせられたのは、アルバイトの私には分からない。

そういう特性の人なんだ。
本人も周りも大変そうだが、貴重な働き手。
どうにか定着してほしいものだと思う。

効率が重視される職場で、生き残るのは難しいかもしれないが
これからは高齢者も働き手として期待される。
高齢者であればよけいに
「同じ失敗を何度も繰り返す」
「分からないことを聞かずに自分の判断で違ったことをしてしまう」

そういう人でも働ける職場づくりを考える必要のある時代だと思うのだか…。
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惣菜の熟練?

2020-05-16 08:49:51 | お仕事


たまにはミスもするが、最近はほとんど失敗しなくなった。

しかも、以前には考えられないくらい仕事が早い。

例えば、
朝7時20分に作業場へ入る。
まずは手洗い。
冷凍庫から準備された焼き鳥を出す。
オーブン予熱。
フライパンの電源を入れる。

余熱の時間を見計らってタイマーを設置。
そのタイマーをもって売り場へ。
チルドの陳列。
まず、日付の確認。昨日の日付のものは除く。
今日の日付のもので割引が貼られていないものもチェック。

タイマーが鳴ったら、オーブンのところに戻って焼き鳥をオーブンに入れる。
以前は時間の見積もりがうまくできず、オーブンの前で待つこともあったが、今はそんな時間ロスもない。
またタイマーをセットして、売り場へ。

サラダから陳列。
タイマーが鳴ったら、焼き鳥を出しに行く。
もう一人は逆の端のその他の惣菜を陳列していて、どこかで出会うことになる。
この日の相方は仕事が早く、陳列が早く終わる。
陳列が終わる時間が、仕事終了の時間を大きく影響する。
私の勤務日は、陳列する品数が多い。
日曜日は分かるけれど、水曜日はなぜなんだろう。

8時10分。
その日の作業内容を確認。
毎日のギョーザとだし巻き卵以外に、チキンステーキ、ベーコンポテトのマヨネーズ焼き。
今日は少ない。
オーブンを予熱。
この間に、チキンステーキを焼けるように準備。
オーブンにチキンステーキを入れる。
焼けるまでの10分の間に、今日の準備。

必要な器具や材料を揃える。
チキンステーキをオーブンから取り出し、上下をひっくり返してまたオーブンへ。
5分。
この間にベーコンポテトのために揚げられたポテトを計量して紙の容器に入れる。
これはいったん棚に入れておく。
チキンステーキをオーブンから取り出し、照り焼きのたれで化粧し
「チキンステーキ、できました」と盛り付け係に引き継ぐ。

次はギョーザ。
フライパンに並べてフタ。
焼けるまでの約6分の間に、だし巻き卵のだしの用意。
ギョーザをアルコール消毒したバットに取り出し、
「ギョーザ、焼けました」と盛り付け係に。

卵30個を5個のボールに6個ずつ割る。
だしを入れて撹拌。
巻きすに紙を敷いて台の上に用意。
次々にだし巻きを焼く。
5本の出し増し巻きが焼きあがると
9時20分ぐらいになった。

作業はだいたい手袋をつけてする。
作業が変わるたびに、手袋を換える。
けれど、卵を割るときに手袋をはめていると、卵が滑るのでとても効率が悪い。
それで卵は素手で割るのだが、
そのために卵を割る前には必ず手を洗ってアルコール消毒する。

焼いた卵を冷まさないといけない。これを放熱作業という。
なのでこの間にベーコンポテトのポテトに冷凍ベーコンをのせ、冷凍ブロッコリーを飾る。
秤で計りながらこれに焼きチーズソースを30グラム乗せる。
その間に、またオーブンを予熱。
8個分に材料を乗せ終わったときに予熱完了が理想だけれど、もし予熱できていなければ、次の卵を割り始める。

オーブンにベーコンポテトを入れて焼く。
8分。
この間に、次の卵を焼く準備。
「ベーコンポテト、焼けました」

次の卵を割ってだしを入れたら、前に焼いたものを盛り付け。
容器にマスターシートを敷いて用意。
まな板、包丁をアルコール消毒し、
だし巻き卵を切って、容器に盛り付ける。
値付けをして、売り場に並べる。

まただし巻き卵を焼く。
放熱が十分でない場合、盛り付けの前に焼くこともある。
巻きすが5枚しかないので、先に焼くときは巻きすを外した状態で放熱しておく。

2回目の放熱の時に、丼のお手伝い。
この日はビビンバ丼の盛り付け、値付け、品出し。
3回目のだし巻きの用意。
この日は、ギョーザも焼く。

3回目のだし巻きを焼く。
この日は、3回目の焼きが11時10分に完了。
メニューが少なかったことや、朝の陳列が早く終わったから。
こんなに早くできたのは初めて。

放熱の間に、塩焼きそばの盛り付け、値付け、品出しをお手つだい。
それが終われば、片付けに入る。
使ったものを洗う。
足りないものを翌日のために用意する。
ギョーザが良く売れているので、もう一度ギョーザを焼く。
だし巻きのフライパンを洗浄する。

だし巻きとギョーザは焼く温度が違うので、
フライパンは別。

他の部署の洗い物も今日は多くなく、
仕事から上がったのが12時30分ぐらい。

なかなかたくさんの仕事をこなして、
この時刻に終わるとは!
10本のだし巻きでも11時半に終わらなかった以前と比べて、すごく進歩。
人間って、いくつになっても成長するものですね。

ただ、効率最優先で、いい加減になっていることもあるかも?
卵の撹拌が十分でなくて、白身がドットになっていることも。
以前は割ってから撹拌し、だしを入れてから撹拌し、焼く前に撹拌していたが
今は割ってだしを入れて撹拌し、焼く前に撹拌する。
これでずいぶん時間が違ってくる。たとえ1回20秒でも、15本で5分。

朝に必要なものをすべて準備しておくことで、
材料や器具を取りに行く時間をずいぶん節約している。
また、畳3畳ぐらいの冷凍庫にぎっしり入った材料の中で、
自分の必要なものがどこにあるか分かるようになったことも時間節約になる。
以前は、しょっちゅう置き場が変わって、
探しまくって結局仕入れをしている人に聞くというパターンが多かった。
職場としても落ち着いてきたということだろう。

今は、けがで休んでいる人の代わりに、週に3日入っている。
週に3日は、私にはきついと分かった。
もう少し人を増やしてほしいが、それは採算があわないそうな。
お総菜部門って、そもそも採算が合わない気がするけれど。

うちでつくったほうが、より良い材料で、より安く、よりおいしくできる(出来立てが食べられる)。
お総菜をつくりながら、つくづく思う。
でも、だし巻き卵は、本当においしい。
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またまた失敗の記録

2020-02-20 12:19:07 | お仕事


このところ小さな失敗は数々あるものの比較的順調に仕事をしていたけれど、立て続けに大きく失敗してしまった。
このブログを読んでいただいている方(推定10名以下)には、私の失敗談はうんざりだと思うけれど、記録しておく。

まず、朝の陳列。
いつもと違って、サラダコーナーの下段の中にもう一つ段が設定されていた。
「夕方品物が少なくなって、段をつくることで少なさをカバーしたのかな?」と思い、まず臨時の段を取り除く。

陳列が終わったころに、段は臨時ではなく常設として設置されたと知る。
それで慌てて段を設置して並べ直しているると店長が通りがかり、
「なんでそんなことしたんや。今それをしていると遅くなる。そのままにしておいて。夕方品物が少なくなってから設置しなおすし」と言われる。
「これからはわからないことはまず聞いてや」とも。

本当にその通り。まず訊くこと。
でも、たまたま近くに聞ける人がおらず、その日は特売のためいろいろメニューが増えていて気持ちが焦っていたため、自分で判断してしまった。
それに、レイアウトを変えたなら、ちょっと連絡してほしかった。
報連相とよく言われるけれど、それは下から上だけでなく、上から下も当てはまると思う。

週に2回のアルバイトでは、何かと情報が届かない。
そこは配慮してほしい。

以前はナスなしのナスのミートソース焼きを廃棄する羽目になったが、今度はチキンステーキ。
オーブンで焼くとき、条件をセットして予熱。予熱が終わったら材料をオーブンに入れ、スイッチオン。設定した時間が来るとブザーで知らせてくれる。
ところがその日は、ブザーに気がつかなかった。
洗い物をしていたのか、足らない材料を取りに行っていたのが、とにかくオーブンのそばにいなかった。気がついたら、焦げていた。もちろん時間が来ればオーブンは切れるのだけれど、中はまだ十分熱く、その温度で焦げてしまう。

持ち場を離れるとき、あと何分かオーブンを確認する必要がある。
長く離れるなら、タイマーを持つこと。

家でなら十分食べられるような焦げ方だが、売り物としてはアウトということで廃棄せざるを得なかった。こういう失敗は引きずる。店に損失を与えたというだけでなく、自然破壊に手を貸したようで気分が落ち込む。この日は、そのあとも何をやってもうまくいかない感じだった。
あ~あ!
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節分のつづきのつづきー献立をめぐって

2020-02-07 08:51:00 | お仕事


昨日、大上段にふりかぶって、主体性がどうのこうのと書いたけれど
自分も買っている。

考えてみれば、毎日三食の献立を考えるのは面倒なのだ。
だから「この日に〇〇を食べる」と決めてくれるとありがたい。
乗っかってしまう。
これも主体性の問題ではあるのだろうが、毎食創造的に食事の用意をするのは大変なことでもある。

朝食は、サラダ、ヨーグルト、果物、パン、コーヒー。
夫はごはん派なのだが、
私は退職後のカロリー消費が少ない生活で朝からごはんは重い。

ヨーグルト、果物、コーヒーはもっぱら夫の仕事。
最近は寒いので、暖かいものが欲しいと夫がスープをつくるので、卵またはハム・ウインナのたぐいは省略。

昼食は、たまにご飯の時もあるが、麺類もしくはお好み焼き。
麺類は、ラーメン、蕎麦、スパゲティ、焼きソバなど。
お好み焼きや焼きソバは野菜がたくさん食べられる。

問題は夕食。
夕食は必ずごはん。夫は玄米。私には玄米は食べにくく別に炊く。
最近は一日で唯一の米食になることが多い。
米の消費量がガクンと減った。
最近、夫の要望がいろいろあり(香辛料を使わない、塩分もなるべく使わない、添加物はもってのほか、など)、うんざりする。
自分一人ならテキトーにすませるのだが。
時にはカレー粉やトウガラシを使ったものも食べたいし…。
お仕事のある日の昼食は、職場で買ったものでテキトーに済ませることが多いけれど。

面倒だけれど、夫に合わせると健康にはよさそう。
たまに外食、たまに夫につくってもらうということで凌ぎますか。
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節分のつづき

2020-02-06 09:00:40 | お仕事


後日談。
山ほどの恵方巻も100尾ほどのイワシ塩焼きも完売したとか。
よかった、よかった!食品ロスにならなくて。

「それにしても」と思う。
なんだろう、これほどの売れ行きは。
「伝統的な行事を生活の中で大切に守っている、その一環」とは思えない。
イベントに乗りやすい日本人ということか。

学校教育において、主体的に判断することよりも従うことに重きを置かれていると感じる。
教員自身がそういう文化に馴染んできたので、自分もそういうかたちで子どもたちを支配しようとする。それに失敗すると学級が崩壊する。
本当は、子どもたちが主体に判断して学習環境をつくっていくことを教育すべきなのに。

これが大人になって、
自分で自分の生活を主体的に豊かにするということができなくて、
イベントに乗って楽しむ、受け身に楽しさを享受し消費することを楽しむ、
現代日本の文化がつくられているのではないだろうか。

子どもたちを見ていると、
なんの道具がなくても、遊び相手さえいれば遊ぶ。
へとへとになるまで遊ぶ。
学校教育はそういうエネルギーを阻害しているように思える。

単に「先生が悪い」という話しでは済まない。
けれど、教員にこそそういう一面を自覚してほしい。
完売を手放しで喜べない私である。
私もしっかり買ってしまったが。
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