他人を笑わせるというのは、難しい。しかも大勢であればよけい。人によって笑いのツボが違う。
現在受講中のシンヤが漫才をやるというので、コリンザの劇場あしびなーへ「ORIGINお笑いライブ」を観に行きました。
シンヤは、しゃべくり中心の漫才。私はそういうのが性に合うみたい。私にとってどこかリアリティーがありながら、それをちょっとハズされたときに笑える。
意外に面白かったのは、日常よく見るものを人の顔に見立てるという、あらかきケンジ。こういうのも笑いに結びつくのだなあと感心した。でも、ちょっと中途半端に終った。もっと追求したら良かったのに。
漁師がギャルの真似をしているという設定は、私にとってはリアリティーがなく、笑えなかった。面白い格好をしたら笑えるというものではないらしい。総出演のオープニングとクロージングも、イマイチ。予想の範囲ということかな?「これだけいるのだから」と余計な期待をしてしまうからかな?
あまりにローカルな話題は、それを共有している人には笑えても、そうでない人は笑えない。地方で受けても、中央で受けないとかいうことは、いくらでもあるのだろうな?
舞台上では、お笑いで生きていこうとする若い人たちのエネルギー爆発! いろいろ刺激をうけた「お笑い」でした。