ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

高校生・現役生・卒業生―第15回「学びの即興劇」研究会

2009-01-19 11:25:59 | 研究会報告

「学びの即興劇」研究会会長・ゆうこうの尽力で、高校生と教職総合演習の現役生、卒業生のコラボによる研究授業が実現しました。

参加は、高校生3人(インフルエンザの猛威で予定していた人が何人も来れなかったようです)、教職総合演習卒業生2人(ちょっと寂しい)とその友人、現役生6人、計12人。女性8名、男性3名。私はビデオ係。交通事情で開始が遅れ、19:50~。

現役生ふたりの進行のもと、「ゴミ問題」をテーマに授業が展開されました。

まず、「好きなもの」で自己紹介。次に、フルーツバスケットの要領でお互いが知り合う。さらに、寒かったのでH2Oのオニゴッゴで走り回りました。

次に、ゴミのテ線ゲーム。山の手線ゲーム方式で、ゴミを次々に挙げていく。日常のほとんどのものが最後はゴミとなっていることを確認した上で、本題。

ゴミを有効利用する発明品。会社をつくって、家庭で使えるゴミを有効利用する発明品を売る。それを宣伝する。

ひとつめのグループは、生ゴミを香水に変える機械。機械自体も廃品利用でつくる。

ふたつめのグループは、空き缶利用のカーラーや髪の毛の付けまつ毛など、機械ではなく会社が新しい製品にして売る。

みっつめのグループは、やはり生ゴミが美容パックになる機械。

女性が多かったせいか、生ゴミと美容に集中した感じ。

ふりかえりでは、「改めて、ゴミ問題を認識した」「これからはすぐにゴミにしないで使えるか考えたい」などの感想が。

でも、終ってからの茶話会の方が盛り上がったかもしれません。「男女が仲が悪いクラスをどうしたらよいか」という高校生の悩みに、あれこれ意見が出て、真剣に話し合いました。

ドラマワークというのは、問題を考える上でも役に立ちますが、人が心を開いて話し合うのに適した方法だと、改めて思いました。あっと気づくと9時半をまわっており、慌てて終了したのでした。

コメント
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