先日、ある学生が「教員採用試験に受かりました」と報告してくれました。
ニ次試験の専門科目があまり自信がなく、ダメだと思っていたそうですが。面接試験でいじめ対策について聞かれ「ドラマ教育をつかって、いじめのない学級づくりをしたい」と言ったら、面接官が興味を示してくれ、ドラマ教育について熱く語ったそうです。それで受かったのだと思うとのことでした。
本当にそれで合格したかどうかは分からないけれど、そういう報告をしてくれたということがとても嬉しくて、昨年同じゼミに居て、やはり合格した別の学生に会ったときにその話をしたら、「ドラマ教育で合格したのだろう」と言うのです。「どうして?」
私立の学校を受験したときに、二次試験のグループ面接は、講師経験者と新卒とがそれぞれ別グループ。新卒のメンバーで三次まで進んだのはそこでドラマ教育の話をした自分だけ。やはり面接官がそのことに興味を持ってくれた。採用されたのは、即戦力の講師経験者だったけれど。とのことでした。私立はだめだったけれど、公立で合格したのでした。
ドラマ教育は、教員採用試験二次面接には、どうやらとても役に立つようです。