ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

学生のワークショップがすごい!

2015-11-09 09:44:35 | 授業・教育
私の授業ではないのですが、学生が企画したワークショップです。

今年度の沖縄研修、珊瑚舎スコーレに行きたいというのが4回生ばかり。
実行委員としては、4回生には各グループに入ってほしい。

そこで4回生は相談して、珊瑚舎グループは研修終了後の特別企画として取り組むことに。
2・3回生に参加者を募り、参加希望者での事前学習ワークショップを企画。

私は途中から顔を出したので詳細は分からないのですが、前日までに珊瑚舎のHPを見て分かったこと、気になる言葉を挙げてくることになっていたよう。

参加者10人はグループに分かれて、それぞれの分かったこと、気になる言葉をポストイットに書き、それをもとに模造紙をつかって珊瑚舎スコーレについての新聞づくり。
そろそろ新聞が出来上がるころに私が参加。

休憩をはさんで、グループを組み直し、「気になる言葉」について話し合い。私の参加したグループでは「生の空洞化」「『知』のありかた」が特に話題になりました。
次にそれぞれが「珊瑚舎スコーレの夜間中学校へ見学に行くことで何を学びたいか」を書き、わかちあい。
さらに自分なりの「学ぶとは」を言葉にしてわかちあい。
最後にグループでの話し合いを共有して、学習会が締めくくられました。約3時間。

珊瑚舎スコーレのHPに書かれている教育の理念が、「学ぶとは何か」を私たちに問いかけています。
それに基づいて自分への「学ぶとは何か」という問いは、思いがけないほど深いものでした。
私自身、改めて自分の「学び」を問い直しました。

こんな学習会ができる学生たち。来年度から教員に採用される彼らの企画した学習会は、本当に素晴らしいものでした。
こんな教師が育っていくなら、日本の未来は明るいです。
コメント
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