ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

人生を切り拓く力

2016-01-08 21:27:50 | 授業・教育
今日は4回生の教職実践演習の最後の授業。

4月から社会に旅立つ彼らと、人生を切り拓く力について考えました。
まず、私が考えた「自分にとっての人生を切り拓く力」について。

A:1.集中力 2.忍耐力 3.持続力 4.思想性 5.体力
B:1.運 2.人間関係 3.好奇心 4.行動力 5.集中力

「A、B、どちらかが私ですが、さてどちらでしょう」

「分からない」がふたり。あと14人は全員B。
なぜ分かるんでしょう。
忍耐力も持続力も思想性も体力も、無いのがバレバレなんですね。

このあとそれぞれが「自分にとっての人生を切り拓く力」を考え、グループ内でシェア。
3人とも全然違う言葉が出てくるグループは、その言葉がそれぞれその人らしく、納得。
3人がそんなに似てるとは思えないのに、同じような言葉が出てくるグループもあって、なかなか面白い。

次に、運はともかく、「人生を切り拓く力が学校教育で養えるのか」をディスカッション。

今の学校教育では、協調性は養っている。
広い視野や世界を広げることで選択力を身につけている。
集中力や忍耐力は学校へ行く前の幼少期に養われるのでは。
好奇心や行動力など、今の学校教育で育てられているかどうかはともかく、育てていく必要がある。
独創性については、養っていないどころか阻害している。
など、たくさんの意見が出ました。

「人生を切り拓く力」を学ぶところは学校だけではないことは確かだとしても、
学校教育で「人生を切り拓く力」が学べないとしたら、何のための学校でしょう。

このあと、一人ひとりが1分スピーチで後期のふりかえりを述べて授業を終えました。


ところでAの人は私と真反対ですが、一番気の合う人です。
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