ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

持続可能な社会を求めて―綾部に小旅行

2016-01-11 10:03:24 | 日記・エッセイ・コラム

食物アレルギーの子どもを持つ親が中心となってできた患者会。その活動を通して約30年前に知り合った青木さんと、二人で綾部に小旅行に出かけ、水田さんちで民泊させていただきました。

青木さんは今も丹後で「ほしいもの会」(丹後アレルギーを考える会)という会を運営しておられます。私は、沖縄から京都へ戻ったのを契機に、患者会の活動から遠のいてしまいました。けれど、患者会の活動を通して培ってきた「持続可能な社会をどう実現していくのか」という問題意識は継続しています。

水田さんは、大学卒業後農業で生きていくことを選ばれ、WWOOFもやっておられます。

1日目は、11時半に綾部駅で待ち合わせ。
私は電車で、青木さんは車で。由良川沿いの古民家、丹波茶屋ゆらりで昼食。おそらく7年ぶりぐらいの再会でおしゃべり炸裂。

西町商店街を散策。真っ先に佐々木酒店が目に入り、「どぶろく」の表示にひかれて入店。品ぞろえ豊富なお店で、各種柿の種も魅力。結局おつまみとともに伊根の向井酒造の「伊根満開」を購入。あとははとや文具店で黒谷の和紙の折り紙を購入。酒瓶が重いので大本教を省略し、あやべ特産館へ。ここでまた抹茶パフェを食べながら、長時間のおしゃべり。

水田家で宿泊。おいしくて健康的な食事とまたまた長時間のおしゃべり。青木さんと私、どれほど話すことがあるのかと思うくらい、尽きません。また水田夫妻が聞き上手で。伊根満開を「お土産」と差し出しながら、自分で飲んでいました。飲んでみたかったのです。日本酒とは思えないくらいフルーティーなお酒でした。

2日目。ゆっくりと食事をして、ゆっくりとおしゃべりしたのち、里山ネットあやべへ。事務局長の朝倉さんにいろいろ説明をしてもらいました。会議室や宿泊施設があり、子どもから大人までの学習・交流をサポートしておられます。地域の人たちの交流だけでなく、地域外と地域を結びつけたり、地域外からの移住者の受け入れをサポートしたり。

午後は、京都北部・市民放射能測定所たんぽぽへ。水田さんのfacebookで去年開所されたことは知っていましたが、なんとその場所は青木さんのお連れ合いのご実家。ご両親が無くなられて空き家になっていたのを測定所に貸されているとか。
世界は狭いなあ。
ここで代表の中島さんやスタッフの塚崎さん(漢字が間違っていたらごめんなさい)夫妻からお話を伺いました。
セシウムとヨウ素の放射線が測れる測定機で測定しておられます。

綾部は面白い! まだまだ面白い人がいっぱい居そうです。
「持続可能な社会をどう実現していくのか」
学生と一緒にここで学べたらと思った小旅行でした。
コメント
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