ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ガリ版・ヤスリ版

2016-03-20 13:41:35 | 日記・エッセイ・コラム

実家を整理しているときに、ガリ版印刷(謄写版印刷)のときに使ったヤスリ版が出てきました。

私が最初に学級新聞をつくったのは小学校5年生ときです。
担任の先生に「つくりたい」というと許可が出て、友達何人かでわいわい言いながらつくりました。
そとのき使ったのがヤスリ版と鉄筆です。父が家でガリガリとヤスリ版で原稿をつくっているのを見ていたので、そうするものだと思っていたようです。

今後二度と使わないことに確信があります。
だから捨てようと思ったのですが、迷っています。

高校生の時には、よくぞこんな重いものを教室まで持って行ったものだと思いますが、授業中にガリガリと生徒会や部活のレジュメやニュースの原稿を作っていました。
高校在学中にボールペン原紙に移行して、ヤスリ版と鉄筆は顧みられなくなりました。

今から思えば、先生から叱られなかったのが不思議です。
一番うしろの席で先生は気がつかないのだろうと思っていましたが、教師になってみると気がつかないはずがないことに気づきました。

一生懸命になると周りが見えなくなる性格は今も昔も変わりなく、そんな私を先生方は大目に見てくださっていたのかもしれません。

ヤスリ版、重くて邪魔で二度と使わない。
分かっているけれど、もう少し置いておくことにします。
コメント
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