ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ひさびさの「できそうにもないこと」

2018-07-01 08:57:13 | 研究会報告
昨日、もんちゃんを講師に迎え、「できそうにもないことをやってみる会」第7回目を実施。
前回が昨年の7月8日だったので、ほぼ1年ぶり。

「できそうにもないことをやってみる会」には、実は厳しい掟があって、
誰かが「できそうにもないことをやってみたい!」と提案しても、それを主宰者3人全員が「それは確かにできそうにもないなあ。やってみたらおもしろそう!」と思わないと実現しないのです。

ひとりでも、「それはできるやろ」とか「できそうにもないけど、それおもしろい?」とか言うと、実現しません。

もんちゃんの提案は、実は提案自体がよく分からなくて、主催者一同とまどいながら、「でも、何かおもしろいことが起こるかもしれんな」「どうなるか予想できないことが面白いかも」ということで実現。

さて、まずは60マスに平仮名を一字ずつ埋めていくワーク。順に紙を回して、ひとり一字しか書けません。自分は「これだ」と思って字を書いても、次の人は全然違うことを思っていたりして、だんだん意味不明な文になっていきます。

その文ができていく過程も大笑いなのですが、できあがった文に絵を描いて説明をする。これもおかしい。すんなり文になる人もあれば、文ができずにトンデモの発想に大笑いの文も。しかも絵があるので、それなりの説得力が…。

文字数はもう少し少なくて良かったかな?

大笑い。ああ、楽しい!


次がメインの(というか、文字書きのほうが時間をかけたのですが)トイレット・ペーパー・アート。
4人ずつ2チームに分かれ、「一人でも二人でも三人でも四人でも、一緒にやってもバラバラでも、好きなよう分かれて、好きなようにトイレット・ペーパーをつかって遊ぶ。最後にはそれらの遊びを使って、即興劇をする」というもの。

うちらのチームは、私がゆっこにトイレット・ペーパーの服を着せ、お姫様みたいとなってゆっこは冠やピアスをつくり始め、メダカちゃんと私はお姫様のスカートづくり。その間にガクが、トイレット・ペーパーをつかったゲーム、トイレットペーパーを投げてできたトンネルをくぐる、トイレット・ペーパーの転がし競争、トイレット・ペーパーで足首をくくって二人三脚。トイレット・ペーパーが破れたら負け、などを考える。

最後にガクはトイレット・ペーパーで操り人形をつくる。(荷造りひもとセロテープを活用)

これをお姫様救出物語として演じました。

相手チームは、トイレット・ペーパーに顔をかいて、それを顔の前に垂らして息を吹く、から始まって、楽器に見立てて声をだす。トイレット・ペーパーの穴にトイレット・ペーパーのつぶてを入れて、吹き矢よろしく吹く。トイレット・ペーパーどうしを合わせて電話。最後は見学している私たちを巻き込んで、トイレット・ペーパー電話で伝言ゲーム。

これは見ていても芸術。
めちゃ、楽しかった。

終わっても話が尽きず、次の方から「次は私たちなんですけど」と声をかけられ、慌てて撤収。
そのまま、そっろって晩御飯へ。

こんなに楽しかったのに、雷と大雨で電車が止まるというおまけが。
それぞれ、無事帰れたでしょうか。
コメント
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