この3月で退職して2年になる。
非常勤講師としての夏季集中授業。
この経験は、継続した仕事なしで半年ぶりに授業をすることの難しさを実感した。
若いときには感じなかったことだ。
そして昨年の1月20日。
渡部淳先生が逝ってしまわれた。
このことがそれまでやってきた仕事への未練を失う大きな契機だった。
コロナが後押しをした。
そして今、この2年をふりかえると、あっという間のようで、
いろいろと新しいことを始めた長い時間でもあった。
2月2日には、Kちゃんが1歳4か月を迎える。
何もできずに世話されるだけの赤ん坊だったものが歩き始めている。
私の新しい歩みが最期へ向かっているのは間違いないが、
それまでに何かまた新しい世界が拓けるのではないかな。