ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ルールを学ぶ

2022-05-01 19:09:03 | 子どもと学ぶ
ゴールデンウィークも中日。
恒例のバーベキューでお腹いっぱいになり、Oちゃん(4歳)が「色オニをしたい」と言い出した。小学生3人と中学生も交えて、私と6人で始める。
さんざん色オニをして、色も出尽くしてきたので、次は「だるまさんがころんだ」をすることに。

電信柱をオニの場所にして、遊び始める。
Oちゃんは飛び出して止まりきれず、「動いた」と言われる。
始めは「動いていない」と言い張ったが「オニが動いたと言ったらその通りにしないとだめ」「みんな自分が動いていないと思っていても、ちゃんといわれたとおりにしているでしょ」と言われ、従うようになった。

今度は、誰かがオニと繋がったところを切っても逃げ遅れて、次のオニにさせられてしまい、オニは嫌だと拗ねる。
「じゃあ、ふうみんと一緒にやってみよう」というとしぶしぶやってみる。

でも、自分が動く番になると、すぐに前に飛び出して、「動いた」と言われてしい、またオニになる。拗ねる。
「オニになるのが嫌だったら、前に出ないほうがいいよ」「誰かの後ろに隠れるんだよ」と言われる。しばらくは、動かないように、見られないように、用心していた。

でもまたオニにさせられる。
一緒にオニをしながら「オニになると面白いよ。『動いた』って言えるよ」というと、今度はひとりでオニができるようになった。

オニになるのが平気になると、また大胆に前に飛び出すようになった。

こうやって、遊びながらルールを学んでいくんだ。
今日は、Oちゃんの成長著しい一日だった。
コメント
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