ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

「ヤンキーと地元」

2023-05-21 10:46:32 | 読書
「ヤンキーと地元 解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち」打越正行 2019年 筑摩書房

息子の中学時代を通して知り合った若者の現実がここにある。
息子が巻き込まれた事件の背景がここにある。

地元とのつながりは、生きる糧でもあるが、闇への引き金でもある。
そういう繋がりの中で生きている若者たち。

辛い。
でも、ないもののように過ごすことはできないから、読む。

ダンデルヌ兄弟の映画。
「息子のまなざし」「ある子ども」「少年と自転車」

生きることの厳しさ。それでも人を信じるということ。

闘う、逃げる、関わらない。
どの生き方もある。
コメント
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