ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

第四回(7月)「学びの即興劇」研究会・再掲

2007-07-12 10:51:13 | お知らせ

7月25日(水)19:00~

沖縄国際大学厚生会館4階ホール

テーマ「集団づくりとドラマ教育」 講師:渡部淳先生(日本大学教授)

参加ご希望の方、ご連絡をお待ちしています。

drama-ee☆cap.ocn.ne.jp (☆を@に変えてくださいね)

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ドラマ教育とネイチャーゲーム

2007-07-06 19:32:19 | 授業・教育

人間環境論という授業の補習をしました。

いつもは1コマ90分の授業ですが、学生さんたちの了解をいただいて、夜に2コマ連続の授業をすることに。こんなチャンスはめったにない。

そこで、ドラマ教育とネイチャーゲームを取り混ぜてみました。円座になって授業開始。

まず、自己紹介。この授業を選択した理由。「選択必修で仕方なく」「この時間が空いていたから」という理由以外に「シラバスにアレルギーと書いてあったので」というのは、ナルホドですが、「夫の授業が面白かったので」というには、驚き!そういう人も居たんだ!知らなかった!

次は、何か自分のことを紹介して、同じ人は一歩前へ。「同じ探し」をしました。結構お互いの色々なことが分かりました。血液型Rh-の人がいたり。

そして「椅子取りゲーム環境問題」。環境に関心のある人も多いとあって、日頃実行していることが色々出ました。

ネイチャーゲーム「私の木」がこの日のメインだったので、それに向けて、ブラインド・ウォークの練習。その前に、お互いの信頼感をつくる「振り子」。

ブラインド・ウォークは、教室の中に障害物をつくって練習実施。目を閉じて動いていると、教室が広く感じられること。ここまでで約80分。10分休憩していよいよ外へ。

まず目を開いたまま、色々な植物の感触や匂いを試す。そのあと、それぞれが木を探しに行く。狭い大学構内なので、あまり時間がかかりません。

しんじくんに目隠しをしてもらい、私が1本の木のところへつれて行き、しんじくんに触ってもらう。元のところへ帰って、目隠しをとり、しんじくんにその木を探し出してもらいました。この一部始終を、みんなが見守ります。

次は、みんなでやる番。早く探し出したところや、じっくり時間をかけているところやら、いろいろ。15分ぐらいで交替。また15分ぐらいで全員が自分の木を探し出しました。夜ということもあるのか、集中している様子。目隠しをゲーム感覚で十分楽しんでいるようでした。

また、教室に戻りました。「なぜその木を選んだのか。木に触ったり、目を開けて見つけたときの気持ち」をペアになった二人で話しあいました。「木でこんなに話が弾むなんて!」という声が。

締めくくりとして、「環境問題に悲観的・楽観的」「環境を考えて日頃何かを実行しているほう・していないほう」の二軸でマップ。悲観的が多く、日頃しているかどうかはいろいろでした。4~5人に、未来の環境をどう考えているかインタビューしました。

最後に、一人一言ずつ、感想を語ってもらってふりかえり。「日頃見ているPhoto_2はずなのに、木が目に入っていなかった」「木に情が移った。木を大事にしたい」「五感で環境を感じることができた」など、様々な感想を聞かせてくれました。「私の木」が、むやみと伐採されたり、ましてヘリ墜落などで折られたら、嫌だなあ。(写真は、ヘリ墜落時にへし折られた木。沖国大HPより)

授業が終る頃に、やっと打ち解けたという感じ。ああ、こんなに好評だと分かっていたら、もっと早くするのだった。でも、試験も近いからみんな真剣だったのかもしれなくて。これが4月ごろだと、みんな来てくれたかしら。う~ん、まあ、色々試してみないと分からない。

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誕生日

2007-07-03 23:31:39 | 日記・エッセイ・コラム

7月3日もあと30分ぐらいで過ぎようとしていますが、今日は私の誕生日。

珊瑚舎スコーレの演劇講座で、ステキなプレゼントをもらいました。即興の歌「誕生日おめでとう、ふうみん」を、みんなで歌ってくれたのです。サイコウ! 世界に二つと無いプレゼント。忘れてはもったいないので、ここに記録しておきます。

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エネルギーいっぱい!小学三年生

2007-07-02 14:29:58 | ワークショップの報告

行ってきました!小学3年生!親子兄弟に先生、そして手伝ってくれた大学卒業生のちーちゃんとあゆみ!60人を越える大所帯。親子学級行事。

ここに行き着くまでに、PTA役員のお母さん方と、3回お目にかかりました。1度目は、どういうねらいにするか。目標と準備すべきことについて。2度目は、実際にどんなことをするのか、研究会に来て体験していただきました(5月24日ブログ参照)。3度目は先生も含めて、当日のプログラムに沿ってのシミュレーション。特にお願いしたのが、子供たちに「否定的な言葉を使わない」ことと、「遅れてくる人が、スムーズに入れるような配慮」でした。これだけの準備ができれば、80人参加すると言われても、大船に乗った気持ち(実際はそれより少なく、助かりました)。

念入りに準備をしたつもり。服装だって、一度は黒白ストライプのシャツを着たけれど、出かけにオレンジのシャツに慌てて着替え。子どもと一緒なら、モノトーンより明るい色をと。衣装に頓着しない私には珍しく、勝負服!(?)

目前の子どもたちの様子にひらめいて、進行役に名前をつけることに。PTA学級委員長ホカマさん(ばっちり頼れるお母さん)のアイデアで、私と卒業生がハリーチ-ム。役員の方々と先生がポッターチームということに。

プログラムは次の通り。9時半ごろ、開始。

「ストレッチ」「ジャンケン王」「スキップ挨拶」「一緒に立ったり、座わったり」「鳥・木・嵐」「誕生日リング」「自己紹介(誕生日と名前だけ)」「見えない縄跳び」「みんなでジャンプ」。もちろん、用意したのとはいくらか変わっています。

ここで休憩。11時前に再びスタート。

最近お気に入りの「バン!」。

「並んで歩く」を始めてから、ハプニングが。ひとりの子どもが鼻血を出してしまいました。お母さん方が機敏に対処してくれています。ざわつくのでどうしようかと思ったけれど、お母さん方に任せて続行。

大人が先に手本をみせて、子どもたちに「やりたい人?」。一斉に手が挙がりました。先生が歩く順に子どもたちを並ばせてくれました。さっさとリードして歩いていく子。自分からは動けない子。まわりに合わせられない子。それぞれの個性がとても面白く感じられました。お父さん、お母さんには「上手下手でなくて、それぞれの個性を見てくださいね」と言ったのですが意味が伝わったでしょうか。

先生が、男の子だけ・女の子だけでチームをつくってくれたので、男の子と女の子の違いもはっきり出ました。後で先生のことば。「男女一緒にすると、自分中心の男の子が女の子に怒られて、ケンカになるんですよ」。担任の先生ならでは。この年頃では、そういう配慮も必要なんですね。

いよいよ最後のワーク。「親子でやりたいこと」。ああ、もう時間が30分しかない。ここでまた輪になってもらって、グループ分け。気持ちが焦っているのと、グループ分けについて準備をしてなかったのとで、しっちゃかめっちゃか。でも、どうにかグループ分け。子どもの多いところや少ないところや、アンバランスができました。ここは、工夫の余地あり。こういうのも、やってみて分かることですね。

大抵のグループは、親子でやりたいことが決まって、早速はじめています。どうしても決まらないグループがひとつ。子どもが二人、大人が4人。子どもは怪獣ゲームをしたいらしいのですが、早口で怪獣の名前や技を矢継ぎ早に言うものの、大人はさっぱり理解できません。「お父さんのやりたいことを、みんなでやってもいいですよ」と言ったものの、子どもたちは譲らず。

このグループも何か形をつけたい。もっと、みんなに遊んでもらいたい。そう思いつつ、時間が・・・。いつも、最後に時間がなくなってくるのが私の欠点。「では、親子でやりたいこと。やっているところを先生に写真に取ってもらいます。会場が広くないので、写真に収めるにはどんなポーズがいいかな?1分間だけ、グループで相談してください」。

出来た写真は、「壁オニ」「ドッジボール」「バレーボール」「壁オニ」「サッカー」「野球」「ブランコ」「怪獣ごっこ」の8チームでした。怪獣ごっこが果せなかったグループも、大人たちが怪獣に、その前で子ども二人がブリッジでポーズを決めました。意外とみんなささやかで現実的ですね。大人たちは、子どもに合わせてくれたようです。日頃、親子で遊ぶことは少ないのかな?

最後にまた「みんなでジャンプ!」に挑戦。最後にはとうとう大きな音で、ドン!と跳ぶことが出来ました。最高!

先生の挨拶やハリーチームの一言感想をのべて、終了は12時15分ぐらいでした。少し、延びました。ごめんなさい。そして、全員で集合写真をとって、行事は終了しました。楽しかった!

こんなにPTA役員のお母さん方が一生懸命やってくださるのも、珍しいでしょうね。打ち合わせを三回も。でも、どれも必要なことでした。これがなければ、私一人では、遅れてくる人や、鼻血を出す子に、とても配慮できなかったでしょうね。感謝!

実は、お父さんやお母さん方に「コラッ!と言わないで」と言っておきながら、私が言ってしまいました。いつも思うことですが、初めての体験に臨機応変に対応するのは難しい!一度経験すると、次からは準備が出来るのでいいのですが・・・。「まだまだ器が小さいぞ」と感じた体験でした。

3_1 今日、子どもたちが学級行事の感想を書いてくれているはず。ドキドキ。どんなことを書いてくれるのかなあ。楽しかったらいいのだけれど。鼻血を出した子はどうだったかな?

人数が少なすぎてもできることが限られるけれど、多すぎても限られる。やはり、私の容量は20人ぐらいかな?親子で20人というのもやってみたいな。

(写真:ジャンケン王最後の勝負)

コメント (4)
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