バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

鉛筆!?

2008年01月18日 20時59分33秒 | バス運転士

午後5時半過ぎ、あるバス停から仕事を終えたオジサンたちが乗ってきた。これは、いつものことである。そして、その中の一人が運転席のすぐ横に立って、たった今まで吸っていたタバコの臭いをプンプンさせている… タバコ嫌いな私にとっては“一種の拷問”であるが、これもいつものことである。だが、今日は違った。漂ってくる臭いがタバコではなく、鉛筆の臭いだったのだ。あの黒鉛と木の臭いが入り混じったような… そういう現場で作業をしていたのか、そういう原料に触れていたのか… とにかく、久しく鉛筆というものを使っていない私にとっては、とても懐かしい臭いだった。が、それが5分、10分と続いていると… 元々爽やかな香りというわけではないので、気分が悪くなってきてしまった。しかし、オジサンに悪気はないので我慢するしかなかった…