今日は某ショッピングセンターと最寄り駅を結ぶシャトルバスの仕事をやりました。ショッピングセンターの停車場は、建物出入り口のすぐ横にあります。だから、バスの運転席で発車待ちしている間は、多くのお客様の姿が目に入ってきます。若い夫婦、作業服のおじさん、子供を抱いたお母さん… そんな中、ポメラニアンを連れた一人のオバ様がやって来ました。さすがにそのまま店内へ入るわけにはいかないので、持ってきた犬小屋型のカゴ(?)を地面に置いて、中へ入るように誘導していました。しかし、ポメラニアンは後ろ足で踏ん張って、土俵を割りそうな横綱のごとく嫌がっていました。オバ様は何度も挑戦しましたが、とても入りそうにありません。そこでオバ様も考えて、カゴを地面に立てました。そしてポメラニアンを抱き上げて、すっぽりとカゴへ入れてしまいました。「あとはフタを閉めれば解決…」と思って見ていたのですが、オバ様はそうしませんでした。まだポメラニアンが頭を出していたからです。「そんなの強引に閉めてしまえば…」と思っていたのですが、オバ様はポメラニアンが自主的に頭を引っ込めるのを待っているようでした。「それはちょっと…」と思っていたら、案の定、引っ込むどころか暴れはじめ、カゴから出てしまいました。以上、約5分間の戦いはポメラニアンに軍配が上がり、オバ様はショッピングセンターを後にして歩き出しました。尻尾をフリフリご機嫌なポメラニアンと一緒に…