ある日の午後、一瞬の隙をつかれて「どう見ても小学生だろう」と思われる子供に無言でカードを通されてしまった。私は「お金を返さなきゃ!」と思ったけれど、すぐにそのカードが他社から発売されている“小児用プリペイドカード”であることに気が付いた。あぁ~、ビックリした… そりゃ黙って通すよなぁ~。そこで「子供です」なんて言われて“小児用ボタン”を押そうものなら、大橋巨泉じゃないけれど「さらに半額!」となってしまうのである。以後、気をつけねば…
またある日の午後、昼食後の眠気と戦いながらバスを走らせていた。そして、某バス停で数名の成人男女が運転席横の前扉(降車口)から降りていき… 最後の降車客である女性を何気なく見た瞬間、「ん!? 思ったよりもかなり若い! 成人じゃなくて高校生か???」と思ったのである。そして私は何を思ったのか“小児用ボタン”を押して、半額で降ろしてしまったのだ。扉を閉めて、発車してから気が付いた。「あれ? 高校生は半額じゃないよなぁ…」と…。【成人じゃなくて高校生】→【彼女は他の客と違って未成年】→【区別しなきゃ=半額にしなきゃ】→【急げ! カードを通される前に…】ってなところじゃないかと自己分析… アホですね!
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