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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

マイペースな女たち

2009年01月22日 23時28分10秒 | バス運転士

朝の通勤時間、バスは5分ほど遅れていた。あるバス停から10名ほどの乗車があったのだが、先頭で待っていたのは母子だった。そして、その母は推定3歳の子供にバスカードを機械に通させようとしていた。しかし、なかなか上手く通すことが出来ないようだった。そこで母は「早くしないと、みんな待ってるよ。早く!」と言っていた。降りる時も同様にやらせていた。まぁ、気持ちは分からないではないのだが…

夜9時過ぎともなると、その路線で駅へ向かう人はほとんどいない。ところが、あるバス停から一人の女が乗ってきた。乗車口で立ったまま… 否、前屈みになったまま、しばらく動かない… 「どうしたのだろう?」と思ってよく見ると… 片手に携帯電話、片手にバッグを持っていて、そのバッグの中からバスカードを出そうとしているようだった。電話の相手に「ちょっと待ってて!」と言って、一瞬だけ両手を使えばどうってことないと思うのだが、どうしても携帯電話を耳から離したくないようだった。まぁ、他に乗客もいなかったから良かったけれど…