バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

運行支援システムの音声が変わった!

2017年01月06日 22時47分41秒 | バス運転士
すでに委託元の営業所には導入されていた“運行支援システムの新しいコンピューター音声(左折・直進・右折)”が、今年からウチにも導入された。分岐点となる交差点の手前から喋り始めるのは以前と同じだが、交差点を通過した後もしばらくは喋り続けるようになった。

だから、その交差点が青信号ならばまだしも、赤信号で止まったりすると… 青信号になるのを待っている間、ず~~~~~っと喋っている。私も、仕事始めとなった2日は、音声が自動的に終了するまでず~~~~~っと聞いていたのだが… 聞き飽きてくると同時に、耳障りだと感じるようになってしまった。

さて、その音声は… 左折する時には「左です。左です。ピポピポピポピポ~ン…(この繰り返し)」という、元気で若い女性の声&クイズで正解した時のような音が流れる。直進する時には「直進です。直進です。ピロロリン、ピロロリン…(この繰り返し)」という、落ち着いた大人の女性の声&SF映画に出てくる円盤が出すような音が流れる。

仕事始めの朝、私は“古い中型バス”に乗っていたのだが… 寒さのせいか音割れがひどく、右折する時には「ジャガジャ、ジャガジャ、ジジジジ、ジジジジ、ジジジジ…(この繰り返し)」という、音痴なクツワムシと疲労困憊のアブラゼミの鳴き声が流れた。だから、最初は“右折時の音声”だと気付かず、「システムが壊れたのか!?」と思っていた。

その後、気温が上がるにつれて聞き取れるようになり… 「右です。右です。ポロロリン、ポロロリン、ポロロリン…(この繰り返し)」と喋っているのだと分かった。しかし、何度聞いても「です」が「でず」に聞こえ… そのうちにアクセントまで変わって聞こえ… 少し訛っているように聞こえるのだ。そう、鼻づまりの地方出身男性の声&ピアノ星から来た宇宙人が喋っているような音… 興味のある方は、是非、ウチのバスの背後席に座って聞いてみて下さい。なんちゃって~(はぁ? ピアノ星!? さすがボケ脳、例えが小学生並みだなぁ~! ハハハ…)